「武士の鑑」
言わずと知れた畠山重忠のことです。
畠山追討の下文が出て、時政は、「畠山一族を滅ぼす。」
もうめちゃくちゃですね。
言いがかりにもほどがあるし、時政は、りくのために、行動を起こすことになります。
まずは、重忠の息子、重保がだまし討ちにされ。
なぜと思います。
義時は、何とかおさめようとしますが。
義時の胸の内は、ゆくゆくは父・時政を失脚させるためでしょう。
和田義盛が畠山重忠のところへ。
説き伏せにいきますが、畠山重忠の覚悟を聞いて諦めます。
畠山重忠は、死ぬつもりだとわかったからです。
義時と畠山重忠の一騎打ち。
迫力ありました。
義時のトドメを刺しませんでした、重忠。
その後、討ち取られるわけですが、あそこで、トドメを刺せば、もしかしたら、畠山の勝利になったかもしれないのに。
鎌倉のため、義時を生かそうと考えたのではないでしょうか。
非難は、時政に集中。
その布石として、稲毛重成が、犠牲になります。
そりゃ、不満続出になります。
政子が、稲毛重成が亡くなったのは、義時の陰謀と知って、「恐ろしい人になりましたね。」
「すべて頼朝様から、教わったこと。」
ドラマ上、政子は、いい人に描かれています。
そして、義時は時政に引導を渡します。
義時が頼朝化してしまって、観ていて辛いです。
余談ですが、畠山重忠を演じた中川大志くん。
最初観たのが、朝ドラ『おひさま』で、その後、『家政婦のミタ』と話題作に出演。
大河ドラマも、4作目。
大人になったなあと実感した今回でした。
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