「優しすぎて、怖い」 ジョイ・フィールディング 2011年09月04日 | 読書 「優しすぎて、怖い」 ジョイ・フィールディング 文春文庫 SEE JANE RUN 吉田利子・訳 春遅いある日の午後、ジェーンはミルクと卵を買いに出かけ、自分が誰だかわからなくなった。 何の予兆も予感もなかった。 自分の名前も年も家も分からないのに、ミルクと卵を買いに行く途中だということは知っていた。 そしてコートの下の服には血が付き、ポケットには現金1万ドル . . . 本文を読む