「邪魅の雫」 京極夏彦 2012年03月13日 | 読書 「邪魅の雫」 京極夏彦 講談社ノベルス 昭和28年夏。 薔薇十字探偵社に榎木津の従兄、今出川欣一が訪れる。 応対した探偵助手、益田龍一にある依頼をする。 それは、榎木津に持ちかけた縁談の相手が、次々と断ってくると言う。 始めは乗り気だったが断ることに、何か陰謀があると疑っていると。 その一人、来宮家は相手の、女学生の妹が大磯で事故か自殺か分からず、死亡していた。 同じ頃、平塚で . . . 本文を読む