「十二国記 風の海 迷宮の岸」(再読) 小野不由美 2019年10月12日 | 読書 「十二国記 風の海 迷宮の岸」(再読) 小野不由美 講談社文庫 黄海にある蓬山には捨身木がある。 その白い枝に実る、金色の果実から生まれるのは麒麟。 麒麟が実った時、その世話をする女怪も一緒に生まれる。 女怪は実が育ち、麒麟が生まれるまでの10か月、木の下で実を守る。 戴の国の麒麟が実った時の女怪は、上体は人で下は豹で尾は蜥蜴。白汕子(はくさんし)と名付けられる。 汕子は生まれて来るのは . . . 本文を読む