しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「狐花 葉不見冥府路行」 京極夏彦

2025年01月17日 | 読書
「狐花 葉不見冥府路行(はもみずにあのよのみちゆき)」 京極夏彦  角川書店   作事奉行上月監物の1人娘の雪乃は墓所で見かけた、身が凍るばかりに美しい男に執着していた。その者は淡い薄色の地に鮮やかな彼岸花が染め付けられていた。お付きの女中、お葉と居る時に2度見るが、2度目の時お葉は指さして叫ぶなり倒れてしまう。それ以来、お葉は憑りつかれたように伏せってしまっていた。雪乃が女中のお松と出掛け3度目 . . . 本文を読む
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