オールジャパン ２０１２

オールジャパン２０１２
第８７回天皇杯・第７８回皇后杯　全日本総合バスケットボール選手権大会

女子優勝　ＪＸサンフラワーズ
４年連続１７度目。
ＪＸは危ない試合もなく、強かった。
決勝の相手、デンソーは初優勝ならず。
しかし、準決勝のトヨタ戦の粘り強く、逆転勝ち試合は印象に残った。


男子優勝　トヨタ自動車アルバルク
５年ぶり２度目。
決勝の相手はアイシンで、５連覇を阻む。

男子は準々決勝はＪＢＬ勢の戦い。
ベスト４は、トヨタ、アイシン、日立、パナソニックと番狂わせはなかった。
この中では、３位と４位の対戦、パナソニックと栃木の試合が面白かった。
金丸選手と川村選手のスリー合戦の様相。
金丸選手が当たっていた。加えて、渡邉選手の強気なプレイも。
準決勝のトヨタ戦も楽しみだったのだが。
パナソニックのペースにさせてもらえなかった。
金丸選手も、手を挙げてボールを要求しているシーンもあったのだが、なかなかボールが回ってこなかった。

もう一つの準決勝のアイシン対日立。
いつもアイシンに負けてオールジャパンが終わっている日立。
今回も、１Ｐでもう決められてしまった。
なにしろ日立は３点しか取れなかった。
決勝でもないのだから、堅くなることもなかっただろうに。情けない。
それより、始めから試合を決めるんだという意気込みで集中力高く入ったアイシンの気合い勝ち。
２Ｐ以降は互角の試合で５点差まで追い詰めるがそこまで。１Ｐの１９点差が大き過ぎた。
準々決勝の北海道戦もそう。１Ｐで差付ける。後半は互角の得点。

アイシン、決勝も１Ｐのスタートダッシュはよかったが、トヨタも落ち着いていて、あまり点が離れなかった。
トヨタ、よくシュートも入るし。
トヨタが突き離すが、アイシンも追い上げ、最後まで分からない展開。
決勝らしい、いい試合だった。

しかし、トヨタ強い。
リーグ後半戦、どこのチームが勝てるだろう。


今回初めてｂｊリーグから千葉ジェッツが参戦。
３回戦で北海道に敗れるが、記念すべき１戦となる。

しかし、ＪＢＬとｂｊを統合する話は、実現するのだろうか。
新リーグを作る為、募集を始めた協会だが、ｂｊのチームは不参加の予定。
これでは、今と変わらないではないか。
始めから、“それでは参加しない（出来ない）”と言っているｂｊに、説得すると言って、強行に決めってしまったらしい。
詳細は分からないのだが、統合の意味が分かってないとしか思えない。
こんなことでは、日本のバスケは強くならない。