ＪＢＬ ２００９－２０１０ プレイオフ セミファイナル

ＪＢＬ　２００９－２０１０　プレイオフ　セミファイナル

２０１０．４．３（土）、４（日） 代々木第二体育館

アイシンシーホース（１位）―日立サンロッカーズ（４位）

第１戦　アイシン　６６－６１　日立
勝てた試合。
日立ペースのロースコアゲーム。
ディフェンスはよく、オフェンシュもスリーポイントが良く決る。
とても落ち着いた試合運びで、勝てると思った。
ただ、突き放せそうな所で、シュートは決らず離せなかった。
始めから同じペースの日立に対して、アイシンは段々ペースを上げて行く。
ディフェンスもきつくなって行く。
それでも、上手く対応しているようだった。
最後の最後にターンオーバーが出たのが悔やまれる。
酒井選手が５ファールで退場したのが痛かった。
交代で入ったのは復帰したばかりの大屋選手。
昨年までならそんなことはなかったのだが、長く試合から離れていると試合勘がやはり戻らない感じがする。
そして、大活躍だった西村ふーみん選手。
分からないけれど、最後は経験の差が出たのかも知れない。
譲次選手と共に４０分のフル出場。疲れもあったかも。


第２戦　アイシン　６１－４６　日立
この試合の入りはよく、落ち着いていた。
ただ、ディフェンスでいくら抑えても、点が取れないと勝てない。
前半リードで折り返したが、３Ｐ５点、４Ｐ４点では勝てない。
アイシンのディフェンスがきつかったのもあるが、ノーマークで打っているシュートもある。
ただその前に、いい感じでパスが貰えていなく、タイミングが合わなかったのかも知れないが。

観ていて、リズム良くパスを貰った時は打つ前から、これは入ると分かる。実際入る。
それを外すのはミスみたいなもの。
反対にあんな態勢から決めるなんて凄い、というのもある。
そんなタフなシュートを、たくさん決められるようにならないと駄目なのかな。
身体が大きくて重ければ、力でねじ込めるけど。
日立の選手はみんな華奢な感じ。

２試合を通して、アイシンに各ピリオドで２０点以上取られなかった。
６６点と６１点に抑えたのだから、上出来。
リーグ戦は３勝３敗だったが、大事な試合では勝てない。
後少しなのだけれど、悔しい。
来シーズンは、もうひとつ強くなった日立に期待したい。


リンク栃木（２位）―パナソニック（３位）は栃木に地元、宇都宮で。
２勝１敗で栃木が初のファイナルへ。
第３戦目は８１－８０。１９点差を逆転しての勝利。
これは絶対ホームの利があったと思う。
追い上げている時の歓声は、かなりの力になる。
他の所で行なったら、パナソニックがリードのまま勝った気がする。

しかし、これでレギュラーシーズンの１位と２位の対決。
順当と言えるのか。でも、悔しい。