しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「きみに読む物語」2004米

2006年06月04日 | 映画
療養施設に独り暮らす初老の女性。彼女は若かりし情熱の日々の想い出を全て失っていた。
そんな彼女のもとへデューク(ライアン・ゴズリング)と名乗る初老の男が定期的に通い、ある物語を読み聞かせる。
それは彼らの若かりし時代、アメリカ南部の夏の恋物語だった。
1940年、ノース・カロライナ州シーブルック。裕福な家族とひと夏を過ごしにやって来た少女アリーは、そこで地元の青年ノアと出会う。ノアはアリーを運命の人と直感、アリーもまたノアに強く惹かれていき、2人の恋は次第に熱く燃え上がっていく。しかし、身分違いの恋はアリーの家族によって引き裂かれる。
その2人の恋の行方を老女は興味を見せて聞きたがる様になった。


究極のラブ・ストーリー。
16歳の合衆国の、ライアン・ゴズリングが出ていたので、観たのだが、ラブ・ストーリーは苦手だと再確認。
でも、その後が書かれた話ということで、最後までノアがアリーを思う気持ちは、若い時だけのラブ・ストーリーと違って重みを感じることは出来た。
途中で分かるし予想も付いたが、その老女と老人がアリーとノア。
2人は障害を乗り越えて結婚して、幸せな生活を送って来た。
過去を忘れたアリーにもう一度思い出して欲しくて、ノアは2人の物語を語っていたのだった。
例え自分がわからなくても、離れていたくないと言う気持ちが、よく伝わって来たし、その気持ちを大切にしてあげられる世の中であるといい。

ライアン・ゴズリングは髄分変わって、たくましくなっていた。


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