「十二国記 月の影 影の海」(再読) 小野不由美 講談社文庫 上・下巻
中嶋陽子は、生まれつき髪が赤味がかっていたが、大人しい穏やかな性格の女子高生だった。
ある日、学校に突然現れた金髪の青年に「お捜し申しあげました。私とおいで下さい」と言われる。
戸惑う内に、この世の物とは思えない巨大な妖鳥に襲われる。
ケイキと名乗る青年から、理解出来ない事を言われるまま、反復するように「許す」と言う . . . 本文を読む
「魔性の子」(再読) 小野不由美 新潮文庫
教育実習のため母校に戻った広瀬は、教室で孤立している不思議な生徒・高里を知る。
彼をいじめた者は“報復”ともいえる不慮の事故に遭うので、“高里は祟る”と恐れられているのだ。
広瀬は彼をかばおうとするが、次々の凄惨な事件が起こり始めた。
幼少の頃に高里が体験した“神隠し”が原因らしいのだが・・・・・・。
彼の周りに現れる白い手は?
彼の本当の居 . . . 本文を読む