報告が送れましたが、4月21日に大阪市立中央公会堂で
開催した「アセス準備書学習会 意見書を出そう」の
報告です。平日の夜、急な集まりにもかかわらず25名の
参加がありました。
受付はニューフェイス。
仕事帰り、雨の中やってきてお疲れモードの方も
この笑顔にほっとされたのでは
まず、SDCCから今回のアセスメントの経過と
準備書の問題点についてお話しました。
問題点については、このブログの
ジュゴン保護のための調査を
ジュゴンを辺野古からおいだしているのは誰?!
をご参照ください。
質問タイムではたくさん質問が出て活発なやり取りになりました。
準備書そのものに対する質問は勿論ですが、
「自分たちが出した意見書はどうなるのか」
「にぎりつぶされることはないのか」
など、意見書を出す意味を問うものも多かったです。
方法書の段階で、沖縄防衛局は意見の概要を出して
いますし、準備書で方法書への意見に対する回答も
一応しています。多くの意見書を出すと、防衛局も
無視することはできなくなります。
また、住民の意見は、沖縄防衛局から沖縄県に送られ
それも参考にして、アセス審査会が開かれます。
アセス審査会の答申を受けて知事意見が出されるという
流れになります。
方法書の段階で、アセス審査会が方法書に対して
書きなおしを求めたため、沖縄防衛局は150ページの
追加資料を出すことになり、アセスの手続きは大幅に
遅れました。2014年完成を目指す政府には痛手でした。
ですから、アセス審査会や沖縄県にも、こんな意見書を
出しましたと、伝えることも大切です。
アセス審査会がんばれ~
次に、イベントや街頭でも意見書を集めるために、
SDCCがしている取り組みを説明しました。
ジュゴンや海草藻場、騒音問題などについて、
わかりやすく書いたパネルを用意し、SDCC作成の
特製「意見書用紙」に意見を書いてもらいます。
こんな風にして東京アースデイで32通、この日7通、
累計52通の意見書を集めました(スタッフの分は別)。
連休中にはたくさんのイベントがありますので、
ぜひもっともっと、いっぱい意見書を集めたいと思います。
学習会に参加された「沖縄の会」の方から、活動資金作りにと
ジュゴンマスコットをいっぱいいただきました。
ありがとうございました
みんなで力を合わせて、意見書をたくさん集めましょう。
ご参加の皆さんありがとうございました
ZAN