最終日の4/26は基地建設現場へのアクションの日です。
メインゲートは閉ざされていました。
村長がまず発言。「世界からも、海軍基地建設に反対して多くの人が
集まっている。今日は工事を進める海軍の責任者に、面会をもとめ、
人々の意見を聴くことを要求する」
つぎつぎと、平和会議参加者が発言しました。
SDCCの「NO BASE SAVE DUDONG]のバナーも見えます。
もうひとつの搬入ゲートへむけて行進。
みんなで、ゲートをノックして(ちょっと手荒なノックでしたが)面会を
求めます。
右側のメガネの男性が、警察の現場責任者。村長が、警察から海軍に面会を
取り次ぐよう説得しています。警察の現場責任者も済州島出身者。対応に
苦慮していましたが、「海軍に要望は伝える」と、取り次ぎを了承しました。
しかし30分後、「やはり海軍は会わない」という返事だけを持ってきました。
いったん、団結小屋にもどり、昼ごはん。
西側の漁港から、シーカヤックで基地建設現場に入ります。
建設現場の岩場に20名以上が上陸し、海軍に面会を求めましたが、
警察が阻止線をはっています。
私は帰国の日であったため、上陸はせず、港の突堤からカヤックを見送りました。
頂に雪をまとったハルラサンと村と建設現場を分断する分離壁。
「ハルラサンがあって、美しい海があって、いいところでしょう」
という、日本から参加した、御両親が済州島出身という在日の
仲間の言葉が、心にしみました。
この日、結局岩場で、平和会議参加者、村民あわせ約10名が逮捕されました。
即座に警察署への抗議行動が行われ、深夜には全員釈放されたそうです。
昨年来、逮捕者はのべ約200名にのぼるそうです。特に、4/3事件終結後で、
はじめて地元の警察署長が韓国本土出身者に代わってから、不当な逮捕
が増えているそうです。
村の入り口には「基地建設は第2の4/3事件だ。警察署長はただちにやめろ」
という横断幕が掲げられていました。その意味を実感しました。
沖縄も済州島も、平和と命の島に代えていくため、済州島の人々とも
つながって「基地ではなくジュゴン保護区」の活動を、9月IUCNに
むけて強めていきたいと思います。
P.S ☆緊急のインターネット署名にご協力お願いします。
http://www.thepetitionsite.com/1/save-gangjeong-village/#taf
http://www.avaaz.org/kr/save_jeju_island/?woneUcb
☆3/7現在、現地では海岸の岩場を爆破するための爆薬が強硬に搬入され、
住民・支援者と警官隊の厳しい対峙が続いています。
現地を支えるためにも署名の拡散にご協力お願いします。
くわしくは 「ヘッドライン済州」
http://www.headlinejeju.co.kr/news/articleView.html?idxno=144108
☆じゅごん(完)
メインゲートは閉ざされていました。
村長がまず発言。「世界からも、海軍基地建設に反対して多くの人が
集まっている。今日は工事を進める海軍の責任者に、面会をもとめ、
人々の意見を聴くことを要求する」
つぎつぎと、平和会議参加者が発言しました。
SDCCの「NO BASE SAVE DUDONG]のバナーも見えます。
もうひとつの搬入ゲートへむけて行進。
みんなで、ゲートをノックして(ちょっと手荒なノックでしたが)面会を
求めます。
右側のメガネの男性が、警察の現場責任者。村長が、警察から海軍に面会を
取り次ぐよう説得しています。警察の現場責任者も済州島出身者。対応に
苦慮していましたが、「海軍に要望は伝える」と、取り次ぎを了承しました。
しかし30分後、「やはり海軍は会わない」という返事だけを持ってきました。
いったん、団結小屋にもどり、昼ごはん。
西側の漁港から、シーカヤックで基地建設現場に入ります。
建設現場の岩場に20名以上が上陸し、海軍に面会を求めましたが、
警察が阻止線をはっています。
私は帰国の日であったため、上陸はせず、港の突堤からカヤックを見送りました。
頂に雪をまとったハルラサンと村と建設現場を分断する分離壁。
「ハルラサンがあって、美しい海があって、いいところでしょう」
という、日本から参加した、御両親が済州島出身という在日の
仲間の言葉が、心にしみました。
この日、結局岩場で、平和会議参加者、村民あわせ約10名が逮捕されました。
即座に警察署への抗議行動が行われ、深夜には全員釈放されたそうです。
昨年来、逮捕者はのべ約200名にのぼるそうです。特に、4/3事件終結後で、
はじめて地元の警察署長が韓国本土出身者に代わってから、不当な逮捕
が増えているそうです。
村の入り口には「基地建設は第2の4/3事件だ。警察署長はただちにやめろ」
という横断幕が掲げられていました。その意味を実感しました。
沖縄も済州島も、平和と命の島に代えていくため、済州島の人々とも
つながって「基地ではなくジュゴン保護区」の活動を、9月IUCNに
むけて強めていきたいと思います。
P.S ☆緊急のインターネット署名にご協力お願いします。
http://www.thepetitionsite.com/1/save-gangjeong-village/#taf
http://www.avaaz.org/kr/save_jeju_island/?woneUcb
☆3/7現在、現地では海岸の岩場を爆破するための爆薬が強硬に搬入され、
住民・支援者と警官隊の厳しい対峙が続いています。
現地を支えるためにも署名の拡散にご協力お願いします。
くわしくは 「ヘッドライン済州」
http://www.headlinejeju.co.kr/news/articleView.html?idxno=144108
☆じゅごん(完)