ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は日本では沖縄にのみ生息しているジュゴンを守るために活動をしています。

~沖縄だより~

2012年03月27日 | ジュゴンブログ
アーサーを取りにいくさぁ~ お姉さんに誘われ同行
沖縄で アーサー汁アーサーの天ぷら、など聞いたことがありませんか?
海のりと言えばいいかしら?

  

おすすめポイントの海へ行くと わぁ潮が引いてる アーサーが岩にへばりついてる
アーサーはいつでもあるのかと思っていたら、旧暦の3月3日を過ぎると流れていってしまうとか
知らなかった

 

良いアーサー悪いアーサーの見分けかたのレクチャーを受け、はい開始。
あとはモクモクと取るだけ 取れる時期は1月~3月なんだって

気付けば海岸はあちらこちらでお姉さま方がしゃがんでいました。
上級者はお風呂のイス自参 なぁ~るほど疲れない、

 

取ったアーサーは海水ですすぎ、ジャリを洗い流します。
これを風通しのいい日陰干しを2日もすれば完成です 冷凍保存もOK!

近くに浮いていた海草も湯どうししてサラダにしてたべられるよと聞き早速試してみる

 

左が湯どうし前の色右が湯どうし後 

瞬く間に赤緑へ変身 マジックみたいで面白い。

この週末は風が冷たかったですが 沖縄は夏が近づいています

済州島4・3事件を考える沖縄集会報告

2012年03月27日 | ジュゴンブログ
3月24日(土)旧暦の3月3日浜下りの日古島駅すぐの教育福祉会館で行われた
「済州島4・3事件を考える沖縄集会報告」にブース参加してきました。



SDCC代表の海勢頭豊さんが、戦争により沖縄島民と同じ悲しみを経験した犠牲者の遺族会と毎年交流を続けています。

豊さんは前座で歌います

 

第一部は済州島で育った詩人の金時鐘(キム・シジョン)さんの講演です

 

ロビーでは本の販売もあり、その場でサインを求める来場者が列になって並んでいます

 

その隣でSDCCはブースを出します ハングル語のバナーも作りましたよ

 

今年開催されるIUCN会議が済州島という繋がりもありIUCN記念に作った
ハングル語でもデザインされた缶バッチが飛ぶように売れました

 

第二部では「いのりの舞台」と題して唄あり舞あり演奏あり





韓国の民族衣装も見られて イ・サンみたいねぇ~と 韓流トークも





第三部は与那国島から連帯の挨拶と現状報告
約550年前に済州島民3人の乗った船が漂流して与那国島へ着き、助けてもらったというご縁があるそうです

 

そのお礼にと済州島の伝統的なお酒「コソリ酒」をご馳走しますとエール交換も
なんとアルコール度数70% 泡盛でも60%があるよ~と度数交換??

 

今、与那国島は自衛隊誘致問題に揺れているそうです
「一度も侵略されていないこの島になぜ自衛隊が必要なのか?」
「過疎化を止める効果があると言うが、自衛隊の置かれた山口、対馬の過疎化は進んでいるではないか」
「自主的に反対署名に取り組んだ学生から、校長先生が署名を没収した」

 

与那国を支援するスタッフTシャツの背中には
 「ばんた どぅなんちま かてぃらりぬん」(私達の与那国島を捨てられない、守ろう)の文字

明日はまたしても同じ境遇、集団自決・虐殺のあった阿嘉島へ行くそうです。



たくさんフラッグも書いて頂きました 

 

9月に会議の開催地となった済州島が近くに感じられました。
その時にまた、合同でイベントが出来たらいいなぁうちのジュゴンちゃんも見せてあげたいし