散歩絵 : spazierbilder

記憶箱の中身

豆を焦がす

2011-04-18 09:13:22 | 思考錯誤
偶然チューリップ畑と出合った。












このごろ、頭が上手く働かなくなっていて、そのうえ落ち着いて文章を書いたり読んだりすることが出来ない。
だからなんにつけてもメモ書きの羅列になってしまう。
例えば先日つけていたノートを開くと、それはもう文章というより単語の羅列になっていて、
時間の経過と共にその単語の前後に存在していたはずの物が失われている。
頭の中はすっかり瓦礫の山がうずたかく整頓が付かぬまま放置されて埃も毎秒ごと積もる。
相変わらず膝が痛むので走って余分な塵を吹き飛ばすこともままならない。

大体気が散っているので料理も失敗することになる。
料理と言うものは心が何処かに飛んで不在であれば上手く行きはしない。
そんなわけで短期間に2度ほど豆を炊いていて、2度焦がした。
豆を焦がすと恐ろしく長い間焦げ臭さが消えない様に思う。
何日もの間、豆を焦がしてしまった事を責め続けられるのだ。
小豆は先日オーガニックスーパーマーケットで見かけて、あの臙脂色の豆を見ていたら急におはぎが食べたくなったので買ってみたのだが、
もち米が無いのでその先は続かない。おはぎの幻が飛び回る。

ところで、このちょっぴり焦げ臭い(今回は部分的に救出。前回は全滅の憂き目にあった)餡子は、どうやって食べたらいいだろうか?











土曜日に友人を訪ねた。帰り際にSaxifragaを一鉢貰った。
赤いかわいらしい花が天に向かって咲きそろい手を振っている。
彼女の息子(ドイツ人)はコミックやアニメが好きで自分でもコミックを描いている。