私はサラリーマン時代の頃は、俗に言う転勤族でした。
独身の25才の時、広島県大竹市のある工場で働いていました。その
工場の事務所には総務課と業務課があり、私は業務課に配属されて生産
工程の管理の仕事をしていました。
ある日、生産加工の現場から一本の電話がかかってきました。パートの
女性が大けがをしたらしいのです。たまたま事務所には総務課の人間は
誰もいませんでした。私が変わりに加工場に行くと怪我をしたパートの
女性は真っ青な顔をして痛みをこらえていました。右手人差し指の第一
関節からの切断の大けがです。乗用車に、その女性と現場責任者を乗せ
て、病院に連れていきました。病院に到着して、すぐに先生にみてもら
いましたが、切断した指を縫い合わせるか切断した状態で治療するか
ふたつの方法があるというのです。指を縫い合わせたとしても、くっつ
く可能性は低く、くっつかない場合は再度の手術が必要になり、患者が
痛む苦しみをまた味わうことになるというのです。
怪我をした女性はその判断をする状態ではありません。かといって、
ご主人を連れてくる時間はありません。私が判断をする以外に、方法は
ありませんでした。怪我をした女性に「可能性は低いかもしれませんが
接合にチャレンジしてみますか」と言うと、女性は頷きました。
先生に接合の手術をお願いしました。後で話しを聞くと、指は無事に接
合していました。可能性が低くても、最善策にチャレンジをしていれば
後悔はしてはいけないということですね。
千年ホームのホームページ http://www1.ocn.ne.jp/~sennen/index.html
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女性が大けがをしたらしいのです。たまたま事務所には総務課の人間は
誰もいませんでした。私が変わりに加工場に行くと怪我をしたパートの
女性は真っ青な顔をして痛みをこらえていました。右手人差し指の第一
関節からの切断の大けがです。乗用車に、その女性と現場責任者を乗せ
て、病院に連れていきました。病院に到着して、すぐに先生にみてもら
いましたが、切断した指を縫い合わせるか切断した状態で治療するか
ふたつの方法があるというのです。指を縫い合わせたとしても、くっつ
く可能性は低く、くっつかない場合は再度の手術が必要になり、患者が
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怪我をした女性はその判断をする状態ではありません。かといって、
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接合にチャレンジしてみますか」と言うと、女性は頷きました。
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合していました。可能性が低くても、最善策にチャレンジをしていれば
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