明日がある社長ブログ(モール前不動産)

2006年9月からブログを書き始めて18年が経過しました。<不動産のこと、趣味のことなど話題が盛りだくさん>

家電「負け組」

2012年11月03日 | 不動産屋のブログが一番

家電メーカーの2012年9月中間決算が発表された。
シャープ、パナソニック、ソニーは合計1兆1000億円を超える税引
後赤字を計上。国内家電の負け組になっていることが鮮明になった。
家電メーカーの儲け頭だったテレビ事業が、今は赤字の元区。規模の
拡大で攻勢をかける海外勢との差は開くばかりだ。
3社は新体制で、様々な構造改革を進めてきたが、「負の遺産」から
脱却するにはいたってない。
パナソニックは2013年3月決算で、2年連続で7000億円を超え
る税引き赤字に陥る見通しだ。今後は白物家電や環境関連商品などに経
営を移行する方針だが社長は「テレビに変わるだけの新たな商品は持っ
ていない」ことを率直に認めた。
「液晶テレビに大型投資をしてきたが、環境が変化した。もっと早く手
を打っていれば状況は変わったはず」
シャープは2013年3月で過去最大の4500円の税引き赤字を計上
する見通しだ。液晶テレビ事業への過去の集中投資の失敗が、業績悪化
を止められず、繰り延べ税金資産610億円を取り崩した。
家電メーカーでは、東芝や日立製作所がテレビや携帯事業を縮小するな
ど、一足早く巨額赤字を計上して構造改革を進めた。今期の業績も堅調
で、赤字3社と明暗がわかれる。
規模が大きくなりすぎた組織では、従来のような発想、舵の切り方では
間に合わない。これからはサラリーマン社長ではなく、創業者魂をもっ
たトップが現れなければ企業存続も難しくなるだろう。

                                                           

H24年モール前不動産 http://www1.ocn.ne.jp/~sennen/


H24年スタッフブログ  http://nanappemame.blog108.fc2.com/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする