家のことは、週1回の休日にしかできないことが多い。
休日にしようと思ったことが、つい忘れて出来ずのままになっていたこ
とがあった。今度の休みになんとしてもやろうと、一週間前に玄関の
ホワイトボーに「排水」、「水栓」と書く。
「排水」はお風呂排水の掃除で、これは1ヶ月に一度排水トラップをあ
げて、髪の毛とかを取り除く。これはいたって簡単ですぐに終了。
「水栓」は、洗面化粧台の水栓ケレップ交換のことだ。
17年前に脱衣場リフォーム工事で洗面化粧台を据えつけたが、最近は
水栓を締めても蛇口から水がポタポタともっていた。きつめに締めると
何とか水漏れは止まるが、気持ちのいいものではない。
まず給水と給湯の取っ手プラスチックからバラした。袋ナット部分が現
れたが傷が付いていた。そういえば以前にも、一度袋ナットを外そうと
したが外れなくてあきらめたことを思い出した。
今回もレンチを回そうとするのだが、固くてビクともしない。そこで
あきらめたら、前回と同じことの繰り返しで水漏れは止まらない。
先日アパートの同じような水漏れ等を水道工事店に依頼したことがあっ
た。20年近くたった袋ナットは固くてとても回りそうではなかった。
それでも水道屋が、こん身の力を込めてナットを回したところを見た。
プロがそこまで力を込めるのだから、私もこん身の力を込めよう。
2回、3回と時計とは反対方向に力を込める。するとようやく袋ナット
が動く。右手親指の爪に血豆が出来ていた。
ケレップを取り出し、新品と交換をすると無事水漏れが止まった。
見ることで学んだ「こん身の力」でした。
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