JR西日本の「秋の関西1デイパス」で、一日出かけてきた。
大阪近郊区間と近江鉄道全線乗り放題+(京阪八幡男山・ひらパー)or(南海真田・九度山)or(近鉄特急吉野・飛鳥)で¥3600。
おっさんは京都駅から近鉄特急で吉野へ。
07:40京都発。
ワンスパン長日本一の澱川橋梁を渡る。
08:32橿原神宮前着、乗り換えて08:46発。 ここから吉野までは単線となる。
吉野川沿いを走り、やがて渡る。
09:26吉野駅着。 以前、YBR号で駅前に立ち寄ったことがある。
復路のチケットを引き換える。 09:34発。 滞在時間わずか8分。
乗り鉄が目的なので、周辺を観光しようとしないのがテツの宿命である。 10:13橿原神宮前着、乗り換えて10:19発。
復路、木津川橋梁を渡るあたりで、午前中から缶チューハイをやってしまうw
復路の車両はシートピッチが広い&リクライニング角度が大きい&フットレスト付きで快適w
ちなみに近鉄京都~吉野の正規運賃は片道¥1230・特急料金¥1320。
運賃より特急料金の方が高いが、往復で¥5100なので、これだけで切符代のモトがとれてる。
澱川橋梁と、竹田駅近くの京都市地下鉄の車両基地。 近鉄と相互乗り入れしてる。
11:13京都着、JRで近江八幡まで。 近江鉄道八日市線に乗り換え。 JRの切符に近江鉄道のスタンプが入る。 12:12近江八幡発。
余談だが、近畿日本鉄道の「近鉄」は「きんてつ」、近江鉄道の「近鉄」は「おうてつ」。 「ちかてつ」ではない。
近江八幡駅を出発してほどなく、田園地帯を走る。 林のトンネルを抜ける。
先週の貨物鉄道博物館の記事に載せた平田駅を、ほぼ同じアングルで撮影。
運転台は国鉄時代103系の雰囲気。
沿線にあるフジテック会社のラッピング車両と交換。
途中駅は当然、無人駅で、こんな佇まいがおっさんは好きw
架線柱と枕木は木製である。 腐食防止のため、クレオソートが塗ってあると思われる。 一部コンクリート製の柱や枕木もあるが。
12:30八日市駅に到着。
近江鉄道本線の接続駅で、駅舎だけはなかなか立派。
けれど、列車は一時間に1-2本。
駅前で、何とも武骨でレトロな自転車を発見。
13:19八日市発。
本線は自転車が無料で持ち込みが出来る。 この日も約一名が利用。
駅名標も草むしてる。 無人駅なので、誰かが草刈りするのだろうか。
近江鉄道唯一のトンネル通過。
もちろん赤煉瓦製である。
天井川をくぐる。
日野駅にて列車交換。
近江鉄道の運賃は非常に高い。 本線の米原-貴生川間47.7kmが¥1030。 おっさんの乗った近江八幡-貴生川間31.7kmが¥920。
感覚的にはJRの倍くらいである。 西武鉄道と提携してるらしいが、何とかしてくれ。
14:04貴生川駅着。
近江鉄道のシンボル、ガチャコン電車。
信楽高原鉄道の始発駅でもある。 JR西日本さん、関西1デイパスで信楽まで乗れる企画にしてくれ。
14:21JR草津線・草津行113系電車に乗る。
直線区間が長いが、架線がジグザクに張られているのが判りやすい。 パンタグラフの摺り板の摩耗を均等にするためであります。
石部駅で列車交換。
三上山を右窓に見る。 近江富士。
14:45草津駅着。
14:52発の新快速で京都15:13着。 寄り道して15:54最寄駅着。
数年前は青春18きっぷで始発電車から終電車まで一日で18時間・約11,000円分乗り倒したことがあったが、今はそんな元気はない。
それでも本日の旅程を集計すると、総乗車距離292.4km・8時間38分で表定速度33.87km/h。 YBR号と大差ないぞ。
本日の乗車区間の運賃を別々に調べて合計したら、¥7,770になった。(近鉄特急料金を含む。)
3,600円の切符で一日遊んで来たので、4,170円分を得したプチ旅行であった。
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