今宵は中秋の名月。「仲秋」とも表記する。 中秋は旧暦8月15日、仲秋は旧暦8月の意。
撮影は09/29 20:58 PENTAX K-5 TAMRON75-300mmLD F4-5.6 F8 1/500sec マニュアルモード トリミング有り。 月齢14.4。
旧暦(太陰暦)8月15日は月齢14.0となる日であるが、必ずしも満月であるとは限らない。 2024年は満月の1日前になる。
月の公転軌道は楕円であり、地球との距離は363,300kmから405,500kmまで変化する。平均 384,400km。
距離が近いほど公転速度が大きいので、新月(朔)から満月(望)までの日数(月齢)は13.9~15.6の幅で変化する。平均14.8。
1朔望月は29.5日。今回の望は18:58 月齢14.3。 望の時は月の真上から太陽光が当たり、影が出来ないのでクレーターの観察には不向き。
その代わり、光条が良く見える。 月の下部やや右のクレーター「ティコ」・うさぎのお腹あたりのクレーター「コペルニクス」等から
八方に伸びる光の筋である。 隕石衝突によって出来たクレーターに伴う噴出物の跡とされる。
余談だが、月の自転周期と公転周期が同じなので、月は地球にいつも同じ面を向けていて裏側は見えない、とされているが、
実際は公転軌道が楕円 ⇒ 公転速度の大小 その他の理由により、1公転する間に多少月の見える範囲が少し揺れている。
実際には月面の59%が地球から見ることが出来て、月の「秤動」と言う。
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