■5月14日(月)日経MJ 観光・街づくり
古河駅の近くに、休憩や飲食もできる「お休み処・坂長(さかちょう)」の開設の
記事が掲載されていました。
ここは、両替商や酒問屋として知られた「坂長本店」だったところで、
建物は国の登録有形文化財に指定されているという、立派な建物のようです。
やっぱり、多くの人に利用される施設として、歴史的建造物が活用されるというのはいいですね。
古河というまちは、かつて利根川、日光街道等交通の要衝として栄えたまちで、
いまでも商家の蔵や屋敷が多く残り、魅力ある街並みがところどころに見られます。
坂長以外でも歴史的建物がリノベーションされたり、地域性を活かした魅力的な公共建築物
も多く見られます。
そのほか、正直、こんな場所にと思うような料亭等が何軒も残っています。
古河の町は周辺の旦那衆にとって、知る人ぞ知る、隠れ家的な存在らしいです。
また、藩主、土井利位(としつら?だった気がします)は、
雪の結晶の研究のパイオニアでもあり、「雪華図説」という本を残しています。
こんなに魅力のある古河ですが、なかなか観光振興に結び付いていません。
なんかきっかけがあれば、必ず古河は観光地として人気がでると思います。
古河にはそれだけのポテンシャルが十分あります。
そのうち、ブレイクします。
「古河」に注目していてください。
一度足を運んでみてください。
それと、竜巻で思い出しましたが、
古河から北に向かった軸は、雷の通り道としても有名です。
竜巻が発生した地区もこの軸に位置する地域です。