社会空間研究所 建築・まちづくり通信

社会空間研究所の所員が建築・まちづくりに関する情報等を気ままに綴ったブログです。
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茨城県古河市 お休み処「坂長」オープン

2012-05-14 14:07:55 | 気になった記事

■5月14日(月)日経MJ 観光・街づくり

古河駅の近くに、休憩や飲食もできる「お休み処・坂長(さかちょう)」の開設の

記事が掲載されていました。

ここは、両替商や酒問屋として知られた「坂長本店」だったところで、

建物は国の登録有形文化財に指定されているという、立派な建物のようです。

やっぱり、多くの人に利用される施設として、歴史的建造物が活用されるというのはいいですね。

古河というまちは、かつて利根川、日光街道等交通の要衝として栄えたまちで、

いまでも商家の蔵や屋敷が多く残り、魅力ある街並みがところどころに見られます。

坂長以外でも歴史的建物がリノベーションされたり、地域性を活かした魅力的な公共建築物

も多く見られます。

そのほか、正直、こんな場所にと思うような料亭等が何軒も残っています。

古河の町は周辺の旦那衆にとって、知る人ぞ知る、隠れ家的な存在らしいです。

また、藩主、土井利位(としつら?だった気がします)は、

雪の結晶の研究のパイオニアでもあり、「雪華図説」という本を残しています。

こんなに魅力のある古河ですが、なかなか観光振興に結び付いていません。

なんかきっかけがあれば、必ず古河は観光地として人気がでると思います。

古河にはそれだけのポテンシャルが十分あります。

そのうち、ブレイクします。

「古河」に注目していてください。

一度足を運んでみてください。

それと、竜巻で思い出しましたが、

古河から北に向かった軸は、雷の通り道としても有名です。

竜巻が発生した地区もこの軸に位置する地域です。

コメント
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