先日紹介した梅田の換気塔は村野藤吾先生のデザインでした。
やっぱり、本物のデザインは違います。
でも村野藤吾先生とは予想外でした。それも昭和38年のデザインです。
いいものは時を過ぎてもいいんですね~。あらためて思いました。
ちなみに、あくまでも推測ですが、
フランク・オーウェン・ゲーリー設計のビルバオのグッゲンハイム美術館のデザインはこの換気塔にヒントを得た気がするのだが。
違うかな〜⁉️
先日紹介した梅田の換気塔は村野藤吾先生のデザインでした。
やっぱり、本物のデザインは違います。
でも村野藤吾先生とは予想外でした。それも昭和38年のデザインです。
いいものは時を過ぎてもいいんですね~。あらためて思いました。
ちなみに、あくまでも推測ですが、
フランク・オーウェン・ゲーリー設計のビルバオのグッゲンハイム美術館のデザインはこの換気塔にヒントを得た気がするのだが。
違うかな〜⁉️
急に思い立って、だいぶ前に読んだ藤森さんの著書「建築とは何か」を読み始めた。
やはり面白い。
まず、まえがき
「はじめて、建築というものの背後に思想があることを知ったのは、恥ずかしさを込めて言うが、学生時代、黒川紀章の講演でメタポリズムの話を聞いた時だった。」
フンデルトワッサーについて
「世界的人気ダントツ1位のガウディにフンデルトワッサーは並んでいる。このことをウィーンの街角で見せつけられて、あれこれと考えざるを得なかった。以後もずっと考え続けている。
ガウディとフンデルトワッサーの差について考えてみよう。ともにグニャグニャ不安定系で、彫塑的造形なのだが、ガウディにはフンデルトワッサーにない秩序が感じられる。・・・・・
では、ガウディとフンデルトワッサーの同じ点は何か。どうして二人は並んで世界的な人気を独占しているのか。ここんところがよく分からないのだ。・・・・」
安藤忠雄の藤森先生の建築はいわゆる現代建築史の流れと意図的に外されているように見えますがの問いに対して
「42歳ではじめて設計に取り組んだ時、いくつかの枠を自分に課した。その一つが既存の設計と似てはならない。なんとしても安藤忠雄や伊藤豊雄や石山修武や重村力といった同世代の「デザイナーの皮をかぶった動物」たちと似てはいけない。似たとたん、「藤森も設計はこの程度か。そんなやつの文章もタカが知れている」と、本業の文章がナめられるからだ。」・・・・・・・・」
とにかく面白いんだから。
皆さん読んで!!
▼この本です。
▼目次です。