自分で食材を選び料理してもらうスタイル
昨日の続き
寧波は海が近く海鮮の食材が豊富なので日本人にとってはとても楽だし、味も上海より薄味なのがとても良い。食事は約2時間くらいかけ料理の品数は約20種で乾杯は紹興酒がメインなので白酒が出ないだけまだマシ。何はともあれ中国ではまずは飯と乾杯が無いと何も始まらない。つまり、これらはしきたりのようなものなので、胃の弱い人や酒の呑めない人にとってはある意味地獄かもしれない。
拳大のアワビ
この大きなアワビのスープはいつ食べても本当に美味いが、寧波では高菜の漬物が入るのでやや甘酸っぱい味がする。
男にとっては親近感があるミル貝
このマラ貝(私が勝手に付けた名前) は刺し身で出てきたのだが、私は中国の中国料理屋で刺し身は食わない事にしている。
知らない海の魚
上海蟹のシーズン
上海蟹のシーズンが始まろうとうしているのでこの日も頂いたが、まだちょっと早い味だった。蟹の爪にタグが付いてあるのは偽物ではない証拠なのだが、このタグの偽物もあるのが中国。
中国では生の魚介類を食べる習慣は昔は無かったし、今でもすべての人達が刺し身などの生物を口にする訳ではない。でも、最近は日本食ブームでもあり中国料理に刺し身が普通に出てくる料理屋が増えた。ただ、生物を扱う料理人の衛生管理が徹底してない料理屋が多いので、私は日本人の調理師か日本で修行経験のある店でしか刺し身は食わない事にしている。もしどうしても食べなければならない時は、死ぬほどのワサビを乗せ涙を出しながらひたすら良く噛んで飲み込む事にしている。
地方の出張に数日行くと、朝飯を抜くのが快感になってしまうのだが、それでも必ずデブになっていく自分がよくわかる。