GFX50SII +Elmar90mm f4
世間はフィルムが・・・という人も多いが、そういう人って最終的に暗室で印画紙にプリントするのであれば理解出来るが、結局ネガスキャンする人がほとんどだと思う。だったら、デジカメに古いレンズを使い、いかにフィルムのような描写に近いプリントをするかを追求した方が賢明とも言えるし、私もそのひとりだ。まぁ、フィルムは極少量生産で高価になるが作り続けるだろうけど、今より価格が安くなる事はないだろうな。
ペンタックスがフィルムカメラを新しく作るという話を聞いているが、もし私がフィルムユーザーであれば古い歯車で作動するカメラをOHして使う。現在中古で買っても歯車で作動するカメラが多いのは、ライカ・ニコン・ペンタックスで、OHすれば使えるカメラが多いからね。私だったらライカを一番に選ぶが、一眼レフを使うとしたらPENTAX SPのブラックを選ぶ。PENTAX SPは、普段持ち歩くにはちょうど良い大きさで、人に威圧感を与えないデザインが良い。当然レンズは当時の50mm f1.4か55mm f1.8を選ぶ。ニコンFやF2は歯車で作動する名機中の名機だが、威圧感があり過ぎで今だったら選ばない。カメラの顔はとても大事で、カメラを向けられた方の気持ちを考える事も大事だ。RolleiflexやExaktaを向けられた人の気持ちわかるかなぁ。そういう意味で国産のMirandaもあったが、ほとんどが輸出用だったので、私はこのカメラを使っている人を今まで見た事がない。
画像は、GFX50SIIとElmar 90mm f4(ビゾ変換)の組み合わせ。風で揺れ動いているベランダの水溜まりの写り込みを開放で撮影。ピントは白い雲なので無限大で、シャッターは電子シャッター。
☆アジア大会が杭州で始まったようだ。なるほど、杭州方面の高速道路のドライブインがきれいになっていたのは、この大会の為だったんだな。