海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

世界の大気汚染地図を見ると

2014-05-17 | 写真日記

昨日5/16の午後

 

昨日あるイベントに提出する画像と文章を書いていて疲れたので、気分転換に何気なく大気汚染度をチェックしたら、やはり世界的に見ても中国の大気汚染度はずば抜けている事がよくわかる。

 

中国をクローズアップしてみると指数500を発見

場所は、安徽省の合肥市郊外で指数500。この安徽省は石炭産業と鉄や銅などの産業が盛んな省なので、こんな指数が出るのだろう。この指数は上海で経験済みだが、何処を見ても霞んでいて100m先のビルも見えにくい状態で、喉に痛みを感じるくらい酷い。

安徽省からの出稼ぎがもっとも多い都市は上海で、お手伝いさんや飯屋のスタッフに多い。

 

 

昨日の最悪都市→左が合肥市郊外の地図で右がインドのロィーニ

大気汚染度605という数字は想像がつかないが、以前北京で測定不可能が出たと聞いているので、それよりはマシという事かな。

 

日本は比較的大気の状態は悪くない、というよりレッドゾーンが無いだけマシ。世界には汚染度4なんて指数の場所があるけど、どんな空気なんだろうねぇ。

ただ、大都市圏はやはりレッド一歩手前のようだが、それでも上海と比べると空気はきれいだと体が反応する。次回日本の空気が吸えるのは、ビザ申請手続きが終了する6月初旬を予定。

 

ぬぁにぃー、466で重度汚染じゃとー!!

このブログを書き終えた頃何気なく大気汚染サイトを見ると、上海のPM10が突然466になってやがる。くっそー油断も隙もねーじゃーねぇか、と言いつつ窓を閉める。

☆この大気汚染指数は、PM2.5かPM10のどちらか高い方の指数で表示されるので、この指数がずっと続くわけではない。つまり、大気は移動しているので刻々と変わるのだ。

世界の大気汚染度を見る事が出来るサイトは、これ→http://aqicn.org/city/shanghai/jp/ 画像は、そのサイトからいただいた。

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上海の新天地が顔だらけ

2014-05-15 | 写真日記

上海の新天地で

 

虹口区の倉庫へ行った帰りに新天地で偶然「CLOSE UP上海」に遭遇。

 

 

このプロジェクト、世界中でやっているようでとても面白い。作家は、JRという名のフランス人 http://www.jr-art.net 日本では、神宮前のワタリでやっていた。

この写真を撮っていると、ライカM9にエルマリート28mm付きで写真を撮っているフランス人に声をかけられた。彼曰く、「これはすごく高いカメラなんだ」そして、サブカメラはオリンパスのOM-Dだと言い、わざわざバックから取り出し見せられた。そんな事されたら、いいね!と言うしかない。

 

 

 

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目糞鼻糞を笑う

2014-05-12 | 写真日記

北京のオリンピック公園にある何かの建物

 

北京に最初に行ったのは1996年頃だったと記憶している。雑誌の取材で北京と台北にある両方の故宮博物館を見るというテーマで、亡くなってしまった中島らもさんと共に6人で行ったのが最初。その時、スタッフ側のほとんどが軽い下痢に合い北京の後に行った台北まで尾を引く。その数日後に私は作品撮影の為に上海へ向かったのだが、2週間の滞在期間中に何とか撮影出来たのは、帰国日前の4日のみという苦い経験をしている。それ以後、幾度と無く北京に行っているのだが、毎回北京から戻ると必ず軽い下痢をする。でも、理由は未だに不明。

上海人に聞くと、北京のような不潔な街には行くなと言われ、いかにその北京がダメなのかを過去の例を出してさんざん聞かされた。また、ある時北京に取材で行ったら、地元の北京人から何処から来たのかと問われ、私は日本人だが今は上海に住んでいると言ったら、あんな下品で汚い街によく住んでいるなと顔を歪めながら言われた。

どうも中国人という国民は、自分の住んでいる以外の他都市の人達を下に見る傾向があって、大都市ほどそれがひどく上海ではそれがさらに酷いように思う。この国はとてつもなく広いので、言語だってまったく違うし(訛りどころではない)多民族国家なので、それは何となく理解できるのだが、同じ漢民族同士でさえまとまらない国のあり方ってどうなんだろうね。中国は大国であるが、中国人は器が小さいと言われても仕方がないな。

amazonで「なぜ中国人は互いに憎みあうのか?」という本があったので、おもわずポチッとしたがkindle化されてないので、読めるのは来月。最近はkindleで本を読んでいるので、私のように海外に住んでいる人達にとってはとても重宝している。

 

 

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上海で初めて食い逃げを見たのだが

2014-05-11 | 写真日記

福建省の観光地で見た野良犬

 

昨日の夜、日本料理屋で一杯やっていると、何やらレジでもめていた。後で聞くと客の一人が銀行カードを落として金が無いと言い訳し、結局その地方から出稼ぎで来ている年老いた農民工の男は100元(約1700円)たらずを払わずじまい。男の肌は日焼けし赤銅色で頭髪は真っ白で身なりは作業着姿。その男の風貌と表情を見ていると、ちょっと可哀想になってしまった。もちろん食い逃げは良くない事だが…。

今の上海は世界で一番高層ビルの多い都市になったのだが、彼らのような地方から出稼ぎで来ている農民工がいなければ、ビルも建たないし地下鉄も出来なかったと思ってよい。一人カウンターで呑みながら、その男の故郷や家族の事など勝手に想像し、日本の高度成長期を思い出した日だった。

 

 

 

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上海の郊外で

2014-05-10 | 写真日記

チョロQタイプ

 

昨年の中国の新車販売台数は約2200万台でもちろん世界一なのだが、こういうバイクを改造したタイプはそれに入ってないはず。中国の地方に行くとけっこう見かけるのがバイクを改造した車モドキやトラクターを改造した物もありとてものどか。その横をベンツなどの高級車がすれ違うコントラストは奇妙でもある。

 

改造屋の店先

ライトスタンドの工場へ行く前に飯屋で食事。さほど旨くはないが値段は上海の1/4と異常に安かったのだが、何を食べたか思い出せない。一つ覚えているのは、ご飯を頼むと金属のボールに山盛りで出てきて、みんなでそれを茶碗に適量とって食べた事。

ネタ切れにつき、つまらない内容になったが本日これにて終了。

 

 

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