海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

上海でタクシーに乗る時の注意 

2014-05-23 | 写真日記

シェスタ中

 

昨日の上海は大気の状態もほどほど良く、初夏のような天気。私が住んでいるアパートからタクシーを拾う為に安順路まで約200mほど歩くのだが、その間に外で昼寝をしている人が8人もいた。職種はマンションの警備員やゴミ集めのオッサンやオバハンや暇そうな店のオーナーなど。そして、タクシーに乗り込み10分もするとタクシードライバーまでが居眠りを。みんな昼飯を食った後なので、陽気も手伝い爆睡状態の人多過ぎ。

過去一番ひどいタクシーの居眠り運転は、北京市内から空港までの高速道路上で、人生で一番恐い経験をした。タクシーの後ろの席からドライバーの肩を叩きながらやっと空港に着いた時の安堵感は今もよく覚えている。

また、早朝の5時過ぎ頃のタクシーも危険がいっぱい。私が日本に帰国する場合早朝便を利用するのだが、この一年間で七回のうち四回も居眠り運転ドライバーに遭遇。ちょうどドライバーの交代時間前の疲れきっている時にタクシーに乗るのは本当にヤバイ。という事で、前回は浦東空港近くのホテルに前夜から泊まり翌朝空港に向かった。

☆中国でタクシーに乗る時の注意。

・慣れない人は、白タクには絶対に乗らない。

・なるべくシートベルトはした方がよい。

・地方から来たドライバーも多いので道を知らない人がけっこういる、

・日本人のヘタな中国語の発音では通じない場合もあるが、相手の方が訛っている場合もある。

・行き先を告げる場合、目的地の固有の名前か交差した道路名二つを言う事。

・場所にもよるが雨の日の夕方以降は、タクシーが拾えたらクジに当たったと思うほど喜ぶべきだ。

・スピード狂のドライバーに当たったら、降りて拾い直した方が安全かも。(上海F1GP期間中からその後に多い)

・カタコトの日本語で日本を誉めるドライバーの中には、昼間でも夜間料金のままで営業している奴がたまにいる。

・運転席の右側にドライバーの証明書があるが、あれは過去からの通し番号になっている。

・タクシーに乗り理不尽な事をされたら、携帯のカメラでドライバーの右にある証明書を撮影しておく事。

私も眠くなってきたし、書けばキリが無いので、これくらいにしとく。

X-T1 XF35mm f1.4

 

 

 

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フジX用接写リング(中国ブランド)使用上の注意

2014-05-22 | 使える中国製カメラ機材

ネジが落下

 

フジXシリーズ用の接写リング(社外品の中国ブランド)を以前このブログで紹介したのだが、先週小さなネジが落下し行方不明になってしまった。これは、以前にも経験し交換してもらった物なのだが、結局また同じ事に。これが、カメラ内部に落ちなかっただけ幸い。

 

本来ある小さなネジ

2社のリングを使い始めて約半年になるが、使用回数は多くない。このネジが無くても一応使えるので、気になる人は最初から外しておいた方が良いかもしれない。この接写リングは、軽くて便利なのは良いのだが…。この問題、販売している2社とも同じ現象があるので注意。

もし心配なら一度このネジを自分で外し、少量の接着剤を入れネジを締め直す方法もある。

この接写リングの過去記事は、これこれ。 

X-T1 XF35mm f1.4  その問題の接写リング使用

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雨具とスクーター

2014-05-20 | 写真日記

信号待ちのタクシーから

 

最近上海の天候が不安定なのは、梅雨に突入しようとしているのかも知れない。1995年に初めて上海に来た時に感心したのが、上の画像の雨具。当時は自転車全盛時代だったので、自転車に乗る人たちの必需品だったのだが、今もそれはあまり変わりない。変わったのは色の彩度が上がりカラフルになった事とスクーター用にフロント部分が長くなったようだ。値段は自転車用で確か25元くらいだったと記憶しているが、日本人も自分用に買って行った人もいるくらい便利。

本日は、マウントチェックに行く予定だが、明日の21日の上海は休日になるそうだ。理由は上海であの大きな会議があり、ロシアからもプーちゃんが来ると聞いている。最近物騒なので、その会議とやら無事終わってほしいな。

X-T1 XF35mm f1.4

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今年に入ってから上海の夜は危険がいっぱい

2014-05-19 | 写真日記

 上海の男はやさしい

土曜日の夕方、日本料理屋で中国人老板とLEDライトの今後について話をしながら飯を食っていると、一目で分かるほど真面目で内気な日本人男と化粧の超派手な超巨乳の女の二人が私たちの隣に。時間帯も含め二人は間違いなく同伴出勤とわかり、私たち二人は目でアイコンタクトしニンマリ。それを察したのか、日本人の男は自分の顔を隠すように肘をつきか細い声で女と会話。

店のスピーカーから延々と流れ続けるテレサ テンの歌を聞きながら、この二人の会話を聞いていると(隣なので聞こえてくる)完全に主導権は女が握っているようで、女の方が堂々とした振る舞いで男らしい雰囲気。その後二人は早々と食事を済ませ会計をしたのだが、何と女の方が支払いをしたのにはびっくり。会計を済ませた女が先に、男がイソイソと女の後を追いかけるように出口へ向かう時、私の椅子に激突したのだがその男は無視して出口に向かったので、私はつい「オイッ」と言ってしまった。

別に同伴出勤を私は悪いとも何とも思ってないし、行きつけの飲み屋が出来れば、その店のネーチャンと飯を食ってから飲み屋に行くなんて普通の事だと思っている。でも、コソコソとウシロメタさムンムンの日本男の態度に情けなさを感じてしまったのだ。そしてもう一つ、こういう男がカモにされるんだなと。

今年に入ってから上海の夜は、日本人にとって危険がいっぱい。ある日本人相手のKTV(カラオケ)では一斉ガサ入れがありお上のお世話になった日本人も多い。とある日系の会社員10人がまとめてパクられたという話も聞こえてくる。もし、そういう店に行く場合はガサ入れ覚悟で行くのと、パスポートを常時携帯して行動するベシ。外国人はパスポート不携帯でもパクられるという事をお忘れなく。もっともひどい場合は、罰金と勾留と3年間入国禁止というイタイ話になりかねない。

☆LEDの話というのは、中国製のLEDライトは一部の会社で特許料を支払わず製造販売している会社があり、それらの会社は海外にLED製品を輸出出来なくなるという事。まぁ、良い事ですな。

 

 

 

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ビザ更新用写真を

2014-05-18 | 写真日記

おばさん一人で撮影しプリントまで

 

毎年ビザ更新の為に、必ずお世話になる街の写真屋が新華路にある。このパソコンの裏に小さなスタジオがあり、椅子に座ると顎を引けとか右肩が下がっているなどと指示されるのがけっこう新鮮。写される人の気持ちがよくわかるという事。

今は完全にデジタル撮影なのだが、以前はフジのフォトラマを使っていた事がすでに懐かしい昔の話。こんなスピード写真の商売は儲かるのかといえば、場所にもよるがそこそこ客は途切れない。私がこの店で撮影している間にも5人の客が来ていて、一人で仕事をしているおばさんは休む暇もないくらい。値段は8枚セットで指定サイズにカットされ25元(約420円)

 

壁には背景と合成された子供用見本が

 

中国で就労ビザ(Zビザ)を取得する事が年々難しくなってきているのは以前にも書いたが、外国人の場合は業種や資本金の額にもより人数制限があり誰でも習得出来る訳ではない。また60歳を越えると今ではとても難しいようだが、特別な技術を持っている人達には例外もある。

60歳まであと二年半だなぁ。

 

 

 

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