海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

今年に入ってから上海の夜は危険がいっぱい

2014-05-19 | 写真日記

 上海の男はやさしい

土曜日の夕方、日本料理屋で中国人老板とLEDライトの今後について話をしながら飯を食っていると、一目で分かるほど真面目で内気な日本人男と化粧の超派手な超巨乳の女の二人が私たちの隣に。時間帯も含め二人は間違いなく同伴出勤とわかり、私たち二人は目でアイコンタクトしニンマリ。それを察したのか、日本人の男は自分の顔を隠すように肘をつきか細い声で女と会話。

店のスピーカーから延々と流れ続けるテレサ テンの歌を聞きながら、この二人の会話を聞いていると(隣なので聞こえてくる)完全に主導権は女が握っているようで、女の方が堂々とした振る舞いで男らしい雰囲気。その後二人は早々と食事を済ませ会計をしたのだが、何と女の方が支払いをしたのにはびっくり。会計を済ませた女が先に、男がイソイソと女の後を追いかけるように出口へ向かう時、私の椅子に激突したのだがその男は無視して出口に向かったので、私はつい「オイッ」と言ってしまった。

別に同伴出勤を私は悪いとも何とも思ってないし、行きつけの飲み屋が出来れば、その店のネーチャンと飯を食ってから飲み屋に行くなんて普通の事だと思っている。でも、コソコソとウシロメタさムンムンの日本男の態度に情けなさを感じてしまったのだ。そしてもう一つ、こういう男がカモにされるんだなと。

今年に入ってから上海の夜は、日本人にとって危険がいっぱい。ある日本人相手のKTV(カラオケ)では一斉ガサ入れがありお上のお世話になった日本人も多い。とある日系の会社員10人がまとめてパクられたという話も聞こえてくる。もし、そういう店に行く場合はガサ入れ覚悟で行くのと、パスポートを常時携帯して行動するベシ。外国人はパスポート不携帯でもパクられるという事をお忘れなく。もっともひどい場合は、罰金と勾留と3年間入国禁止というイタイ話になりかねない。

☆LEDの話というのは、中国製のLEDライトは一部の会社で特許料を支払わず製造販売している会社があり、それらの会社は海外にLED製品を輸出出来なくなるという事。まぁ、良い事ですな。

 

 

 

コメント (2)
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