海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

オリンピック期間中海外メディアをGPSで管理???

2021-06-10 | 写真日記

予備も含め私のスマホとiPad 日本用2台と海外用2台

 

日本のTVニュースを観ていると、「オリンピック期間中に海外メディアをGPSなどにより厳重管理する・・」と言っているようだが、それは絶対に無理。と同時に間抜けだなと思う。そんなの抜け道なんていくらでもある。海外メディアをなめたらアカンよ。そんなチャラい規制に従順に従うメディアスタッフなんて、海外では使えないスタッフの烙印を押されるし、永遠に仕事は回ってこない。そして、私がメディアのボスだったら、そんな従順な奴は永遠に雇わない。それと、それを破ったら罰則はあるのかな?

一昨日のブログでも書いたが、複数のsimや複数のスマホなど、もしもの時に備えて多めに用意してあるのが、プロフェッショナルといえる。おそらく海外メディアには、入国時に個々人のスマホ番号の登録を義務にするだろうが、simの枚数や端末の個数まで調べるのは絶対に無理。外出先は事前登録させるようだが、取材先に見張り役なんて付けないだろうから、これも管理は無理。私だったら事前登録したスマホを同行スタッフに渡して、他の場所を取材するよ。あえてここでは書かないが、方法はいくらでもある。

お子様的な日本の政府案に失笑。

 

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海外と日本で使うスマホの選択

2021-06-08 | 写真日記

日本用と上海用

 

海外を行き来していると、最低限スマホは2台は必要。私は日本滞在中はiPhoneを使い、上海では香港で買ったSONYのSim Free Android Dual sim海外向けをメインに使っている。ただ、Dual simは便利だが、2回線同時に立ち上げると、電池の減りが半端ない。それと、AndroidのDual simタイプは、NFCのフェリカに対応している機種が少ないので、日本でサブとして使うのは不向き。私が今欲しいスマホは、Android Dual simタイプで電池容量が多く、NFCのFeliCaに対応している機種で、日中両国で使えるsim free(Band41対応)タイプ。

そんな条件で調べてみると、Aquos sense4 Plusに行き着いた。この機種のバッテリー容量は、今使っているSonyよりかなり多くFeliCaにも対応しているのと、対応周波数が一番多いので、中国移動通信のsimも問題なく使える機種だ。という事で、これを買ってSonyと入れ替え中国と日本の両方で使う事に。バッテリーが劣化したSonyは、予備として保管する事に。

中国のスマホの月額料金は、日本の格安simよりかなり安い。私は現在上海で2回線契約していて、一台は1999年から使っている中国移動通信と、その後に契約した世界標準のChina Unicomだ。先の移動通信の月額料金は、自宅のwife+携帯セット料金の月額は114.1元(約1800円)と格安だ。もう一方のUnicomは、78元(約1200円)で確かデータ量は15Gほど使え、両方とも無料通話時間は、絶対に使えきれないほど付いている。ただ、最近は携帯で通話するのは老人のみで、かかってくる電話は怪しい売り込み通話がほとんどなので、知らない番号からの電話は出ない事にしている。こちらでは、メールも使わなくなり、すべてChatで済ますのが中国流だ。

☆中国での携帯番号は、個人のIDと同等と思ってよい。

☆中国製スマホや海外向けの日本製スマホのsim freeスマホは、NFCのFeliCa (日本と香港の一部のみ使用)に対応しているスマホは少なく、Suicaやお財布ケータイとして使えないので注意した方がイイね。

☆コロナ終息後に中国に来るなら、常にデータ通信の出来るスマホが無いと空港で入国が困難なのと、美術館などの施設に入る場合も必須なので注意が必要。

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すでに日本は劣化が始まっている

2021-06-06 | 写真日記

古い板の劣化は好き 中国で老板は社長という意味

 

こちらから日本を見ていると、日本と日本人(特に政治家と役人)が劣化してきているとしか思えないな。日本人は民度が高いと言い切った政治家がいたが、とんでもなく恥ずかしい発言。大きな地震の後の日本人の行動を、海外が絶賛した事を受けての発言だろうが、今回の新型コロナウイルスの対処方法やワクチン接種の受付方法やワクチン保管で電源が抜けていてワクチンを破棄したなんて話を聞いていると、もうこれはカス以下。日本人は何事も段取りがお上手と言われているが、想像力も創造力も劣化している今の大人を見た子供達は、心の中で今の大人をどう思っているのか聞いてみたいな。

今でも昭和初期の価値観で児童を縛っている教育関係者は、劣化ではなく人として進化してない部類に入れてよい。なぜなら、私が小中学生の頃の校則が今も地方で生きている事例の多い事に驚く。私の中学校の生徒手帳の校則には、桃色遊戯禁止と書かれていたが、もしかしたら今もその単語がそのまま使われているかも知れないな。でも、最近はその桃色遊戯を先生が児童相手に実践しているニュース多過ぎ。今後は、学校の先生には先生手帳を配布し、桃色遊戯禁止と入れるべきだと思うよ。

人間は比べる物が少ない中で、さほど不自由でもなく、周りもみんな同じだからと思った瞬間から、脳も心も劣化が始まり思考停止になる。そして、その染み付いた価値観を変えるには、一度深くて大きなドツボにハマるしかない。

先月とある場所で、日本人の若者に出会った。彼は上海に赴任したばかりで色々と聞いていると、社内で上海駐在者を募ったところ手を上げたのは彼一人だけだったようだ。これは、駐在先が上海だったからかも知れないが、それにしても内向きな若者が多いのは情けない。給料以外に駐在手当と広い住居を保証され様々な経験が出来るなんて素晴らしい事なんだけどね。今後、会社員で出世を目指すなら、海外勤務経験と語学力がないと、会社内での出世は絶対にない。それと、スキルが上がったらどんどんと転職した方がイイね。国に頼るな組織に頼るな!!!

☆日本スゴイ番組ばかり見て喜んで優越感に浸っている奴は、特に注意した方がイイね。

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CATHAY THEATRE 国泰電影院

2021-06-04 | GFX+オールドレンズ

CATHAY THEATRE

 

魯迅公園で追加撮影を終え神町で日式ラーメンを食った後に、久々に淮海路を歩きキャセイシアター前で一枚。上海は7月になるとゲロ暑くなり、街路樹のプラタナスの葉がさらに茂り完全に建物を覆い隠すので撮影には適さない季節になる。この日のカメラは、GFX50R +PC Nikkor35mm f2.8のみ。このレンズは、GFXの44x33センサーで使うと35mmフルサイズ換算で28mmとなるので使いやすい焦点距離。f11まで絞り5mmほどレンズをライズして撮影。

前世紀にNOBLEX135Uという回転式パノラマカメラを使っていたが、このカメラが良いのは5mmほどレンズがライズ出来るので、随分と助かった事があった。NOBLEX135Uは、焦点距離29mmで24x65mmのワイド撮影が出来て、回転式パノラマカメラの中では一番長い焦点距離だったので歪みも少なくレンズの描写は一番良かった。

 

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多倫路の文化名人街

2021-06-02 | GFX+オールドレンズ

知恩院として使われていた時代もあった

 

連載の追加撮影で虹口区付近をうろつく。ここは昔の上海が漂う多倫路で、今でも小さな骨董屋が並んでいてカフェも多いので一休みするにはちょうど良い。

画像は租界時代に知恩院として使われていたイスラム風の建物で、今は地元民の住宅になっている。保存対象建築なので、外壁は政府が勝手にメンテナンスしてくれるので住民はとてもラッキーだろうな。

前世紀末は、私の定宿があった場所から歩いて5分の場所なので、この付近一帯の地図は頭に叩き込まれている。2004年には、この付近を舞台にした映画の撮影に関わったが、その時の方が雰囲気があった。今は、きれいになり過ぎてなんだか落ち着かない。

☆GFX50R +PC Nikkor35mm f2.8

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