↓本日付、読売新聞掲載の記事。↓
兵庫県庁がサマータイムを導入したものの。。。
なんとも、トホホな話やなあ、と。
考えてみると、
○関西電力が大口需要者に一律15%の削減を要請
↓
○自治体・大手企業等から総攻撃を喰らい、腰砕け
という話も、構図は随分、似ているような。
ちょっと冷静に考えれば、いろんな課題があることぐらい、
分かる話だと思うんですけどね。
東京電力で、少し前に、同じようなことがあったのを見ていて、
なんにも思わなかったんかいな???と。
他人事ながら、ほんと、歯がゆい。
そういえば、本市でも、
「今年は、サマータイムを実施!」
という話が、実現寸前まで(?)いっていたようで。
個人的には、こんな話が出てくること自体に愕然とします。
市・町・村といった基礎自治体の業務は、県庁なんかと比べて、
窓口業務の占める割合が圧倒的に高いのです。
そこで、サマータイムを導入するとなると、
記事に書かれているような兵庫県庁で問題になった話は置くとしても、
窓口にやってくる市民の皆さんに与える影響が甚大です。
結果として、兵庫県同様、
「結局は開庁時間が延長されただけ」
という話になった可能性が、ムチャクチャ高いと思うのですよ。
ほんと、そうならんで、よかったなあ、と。
『「県が率先して、節電に取り組むことに意義がある。
あまり効果が出ないかもしれないが・・・」としている』
って、いやいや、少なくとも、この話に限定するなら、
出るのは、悪い効果だけでしょう、と。
思いつきだけで、やったり、ぶち上げたりするのではなくて、
ちゃんと課題を整理して、論理的に、数値的な証拠を持って、
いろんな取り組みを進めるべきだと思うのですよ。
ま、今回は、私の職務とは直接関係ない兵庫県の話に留まっただけ、
まだ、ましやったんかなあ・・・ などと思いつつ。
それでは失礼いたします。