青い鳥の世界へ

人として厳しい中で生きていかなければならない中、少しでも良い世界になったら。そして、より明るく、清らかに、暖かく。

引導力 (6)

2009年04月22日 | 人生設計
家電エコポイント、15日から適用 何に使えるかは未定(朝日新聞) - goo ニュース

”家電エコポイント”が開始されると、確かに買い控えは解消されるかもしれないが、その結果、お化け屋敷になりそうな気配がする。
新しい”家電製品”を購入した後に、いらなくなった古い製品は、ゴミになってしまうからだ。もちろん「リサイクル」にはなるにしても、そうして処理されるまでは山積みされ、悪くすると野積みにされて、雨ざらしになる。
その結果、環境汚染になる。

最も、商売上手がいるから、そういう旧製品は、低開発地域に輸出して儲けようとするかもしれない。
いずれにせよ、垂れ流しみたいになる。
そこに「引導力の無さ」が、ある。

引導力 (5)

2009年04月22日 | 人生設計
子供の提供解禁に賛否 臓器移植法改正へ識者質疑(産経新聞) - goo ニュース

こう言う議論者が、自分の子や孫たちを臓器提供者にする、そういう意思がまず「あるか」が重要な事だ。
「人の子」の事なら賛成、しかし「自分の子」が臓器提供するということになると尻込みするのでは、「臓器闇売買斡旋」が介在するようになる。

臓器移植を待つ人も、提供者の「死」を待たなければならない。それは、翻って、自分の「死」を見詰めなければならない事を意味する。
お互いのこうした「死」というものを見詰める時、誰しもがいつか訪れる「死」と向き合わなければならない。「死」と向き合えば、臓器移植云々ではなくなるだろう。

「死」と真剣に向き合えないから、迷いが生まれる。この迷いがあるが為に、「引導力」は、育たない。