青い鳥の世界へ

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同じ穴のムジナ

2009年04月07日 | 短歌に政治や社会
首相、大型補正予算を指示 10兆円超過去最大の見通し(朝日新聞) - goo ニュース

北朝鮮がロケットを発射した。この費用は、開発費などを含めると一億ドルとも言われる。食糧難で苦しんでいる北朝鮮の、国民一年分の食料費に当たるそうである。
そういう国内事情にありながら、あえてロケット発射という国際社会での「いい面ぶり」という体面を気にしている。

今日の我が国の方も、国債や借入金などの国の債務は、八百五十兆円余りある状態であるが、それでもまだそれをほおり出して赤字国債発行を目論んでいる。
この国債などに地方債などを加えると、どれほどの金額になるかは知らないが、そういう状態でありながら、北朝鮮がロケットを発射した後の、一段目や二段目のブースター探しに税金を使おうとするのだから、まるで気が知れない。
そうした事に税金使いながら、補正予算編成とは、本当に国家財政の切り盛りをしようとする、意気込みが感じられない。

北朝鮮などのことは、放って置けばいいのである。そういうことよりも、内政に重きを置かなければならない。
こう言うと「保護主義」というけれども、国際社会に通用するためには、内政が安定してこそ、国際社会の一員として通用する。
内政が混乱した状態なら、「同じ穴のムジナ」に過ぎない。

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