何を望む

祝日法改正案、今国会にも提出　○○地方のＧＷ、あれ！？来週だった(産経新聞) - goo ニュース

「景気回復」、即ち「経済発展、景気拡大」の事ばかりに目が行っているが、そのことで被る「学力低下、食糧生産低下」はお構いなしか。

いったい、休みを増やし取る事ばかり考えて、政治も、国民も、マスコミも、何を望んでいる。

小鳩による「人間宣言」

どうやら「人間らしさ」というものが、変わるらしい。
小鳩さんらは、こういう「人間宣言」をやっている。

確定申告には、預貯金は記入しなくてもよい。
母親など、親からせっせと援助を受けるべし。
なんじゃかんじゃと「偽装」してもよろしい。
天皇陛下の事といえども、見下すべし。
自身の事は、決して説明責任しないこと。
自身は、決して「自発的責任」を取らないこと。
等等……・

しかし我々は、やはり「人間らしい人間らしさ」を失いたくない。

目配り、気配り

現代世界、現代社会は、科学技術の発展進歩により、かけがえのない大きな大切なものを失うようになっている。
「豊かさ、楽しさ、楽（快適、便利）」を求める事に明け暮れ、それを加速させ、増殖させていくことにより、このかけがいの無い大きな大切なものの損失は拡大していく。

「かけがいの無い大きな大切なもの」とは、「目配り、気配り」である。
我々が生命を持つ者としての、単に受動的な態度いるのではなく、我々を取り巻く全てのものへの能動的な「目配り、気配り」することを、おろそかにするようになっている。

我々人間同士においてさへ、夫婦相手への、子供への、親への、同僚への、社会への「目配り、気配り」よりも、経済発展とか景気拡大とかによる「豊かさ、楽しさ、楽（快適、便利）」を求める事に関心がいき、それを政治もマスコミも煽り立てている。
そしてそれが、「民主主義」だと言っている。

「弱者、老年者、障害者、貧困者」などへの「目配り、気配り」は後回しにされる。
しかしどんなに「豊かさ、楽しさ、楽（快適、便利）」を求める事に「目配り、気配り」していても、「かけがいの無い大きな大切なもの」に「目配り、気配り」しない事には、世が立ちいかなくなる