青い鳥の世界へ

人として厳しい中で生きていかなければならない中、少しでも良い世界になったら。そして、より明るく、清らかに、暖かく。

作詞 40、

2010年02月24日 | 作詞

名残の雪      2010/2/24


雨水の日に 降る雪は
沈丁花に 舞い落ちる
つぼみに受け 葉に受けて
雪降る中にも 春待てば
泣いた涙も 嬉しくて
名残の雪は 消えてゆく


つぼみはあかね色 葉は緑
沈丁花に 雪白く
舞い落ちる雪に 際立ちて
冷たさの中にも 春待てば
寂しい辛さも 懐かしくて
名残の雪は 消えてゆく


チラホラとした 軽き雪
沈丁花は 枝かしげ
冬終わりゆく 重さとも
寒さの中にも 春待てば
悲しい思いも 暖かくて
名残の雪は 消えてゆく


雪が降ろうと 寒かろうと
沈丁花は いま咲こか
元気で行こうと 語りかけて
耐えた胸にも 春待てば
如月の厳しさも 明るくて
名残の雪は 消えてゆく


コメント
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