青い鳥の世界へ

人として厳しい中で生きていかなければならない中、少しでも良い世界になったら。そして、より明るく、清らかに、暖かく。

親孝行  上

2011年12月26日 | 人生設計

真央、逆転V!勝ったよお母さん/フィギュア(サンケイスポーツ) - goo ニュース

私は、一昔前の人間である。
一昔前では「親孝行」というと、「先祖を敬い、親に孝を尽くし、夫や妻を愛し、子供を慈しみ」、宮沢賢治の「雨にも負けず」のように、「辛さ、苦しさ、悲しさ」の中で暮らしていられる人々と共に生き、「力を合わせ、助け合い」していくことが「親孝行」の理念となっていた。

だが今の世は、違う。
「賞やメダルを取る、スターになる、金銭をため込む、権力や地位を得る」という様な、「評価、数値化」してものなどを得ることが、親などに対する「孝行」とみなされてしまっている。
それは、親が重病でも娘でありながら看病ともしないで競技に励むことなどが「親孝行」とみなされ、こうした事をマスコミメディアが「重大ニュース」として取り上げている。

一方、若い者に都会へさらわれ、過疎化した辺地で老人たちが一人暮らしや老夫婦暮らしして、見捨てる事が「親孝行」となされている。
宮沢賢治の「雨にも負けず」を評価しながら、こうした態度でいるだけに、世の中では「いじめ、虐待、暴行、犯罪」などが絶えず、それが戦争にまで発展していく。

真の、本当の「親孝行」は、すたれてしまおうとしている。それは「民主主義」の名のもとに、「自由と平等」が、身勝手な振る舞いをしているから、こうした事がどんどん増加して行く。

今日、「マスコミメディア」に、あんまり勝手をさせてしまっている。

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盗撮、盗取

2011年12月26日 | 短歌に政治や社会

マスコミメディアが「表現の自由」の名目で、公人や皇室、殊に皇太子妃殿下の日常などをあれこれ取材して公表している。
これはまるで「盗撮、盗取」しているようなものだ。

我々は誰しも、内部に何らかの、他人に捜しまわれたり突かれしたくないものを持っている。それは「個人情報、プライバシー」とは異なるもので、また犯罪などには係わりないもの、ただ自分で忍び耐えていかなければならないようなものを持っている。
ところがそうしたものを引っ張り出したり、引き千切ったり、その上に世間に晒しものをするようなことをニュースネタとして取り上げ、それでマスコミメディアは利益を上げている。

自分の身にもなって、自分の身内に持っている、「辛さ悲しさ」などを吊るし仕上げにされるような痛みを、持てるような暖かさを持つ人間であらねばならない。

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増やすばかりで、一体化は

2011年12月26日 | 短歌に政治や社会

「子ども家庭省」実現明記…幼保一体化で政府案(読売新聞) - goo ニュース

こんな事を言っていても、「省や庁」が増えるばかり。
それに伴って「法律」も、また増えていく。

それもみんな「税金」でやり、それが不足だと言って「消費税増税、年金減額」などの苦労を、我々庶民はさせられる。
この「税金」に関する法体系は、複雑怪奇。
それがまた更に、複雑化して行く。

政治家の「知恵」って、こんなもんかもしれない。

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