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青い鳥の世界へ

人として厳しい中で生きていかなければならない中、少しでも良い世界になったら。そして、より明るく、清らかに、暖かく。

責任を逃れても

2014年03月07日 | 短歌に政治や社会

こちらの地方紙の「コラム」記事である。

http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/column/49035.html




我々の「言動と行動」という顔は、今どんなに責任逃れしていても、明日は必ず大きな責任を負わされ、その責任の重さに重圧されていく。
かって日本は太平洋戦争に挑み、その果てに広島と長崎に原爆を投下されるという憂き目にあった。
しかしそういう事態に際しても軍部は、徹底抗戦を主張していた。だがそうした軍部の主張に屈せずに昭和天皇は「終戦超勤」を発動されて、無条件降伏を受け入れることになった。
そして「ポツダム宣言」を受託している。それによって敗戦の日本は、敗戦しながらも独立国として生き延びることができた。そして新たら「日本国憲法」を連合国の意見を取り入れて制定したいる。

この「日本国憲法」を、連合国からの押し付け憲法として嘲り、自主憲法制定を叫ぶ輩がいる。その手始めとして「憲法解釈変更」をして、「集団的自背英検行使容認」を目論んでいる。
「日本国憲法」は、太平洋戦争敗戦の教訓から、二度と戦争に関わらないようにと「第9条」において「戦争放棄」を宣言している。無それが敗戦の色濃くなっていながら徹底抗戦を叫んでいたような岸信介らによって再び軍隊を持つようになった。そしてなし崩しに拡大されて、その自衛隊は海外にまで派兵されている。こうした根底には、原子力発電が「絶対安全安心神話」と同じように、自衛隊は「必ず勝つ」というような神話が蔓延していることにある。その神話のもとに、今の安倍内閣は戦争に関わる道へと歩んでいる。

昭和天皇の英断のもとに「無条件降伏」がなされなかったら、どうなっていただろう。
沖縄ばかりでなく本土も、連合国軍によって蹂躙されていたことになる。そればかりか、ソ連は北方より北海道に進撃し、日本国土は無尽に浸食されていたはずだ。しかし昭和天皇の勇気ある決断によってもこうした事態が避けられ、日本は独立国として残り今の繁栄がある。
自衛隊がどんなに優秀でも、完全という事は無い。米国とて大きな顔をしているが、ベトナム戦争では敗退の憂き目に遭っている。イラクでもそうだ。アフガンでも撤退体制にある。
そういう米国を頼りにしなければならない日本が一朝事があると、何ができるといえよう。そうなると、安倍首相などは、また政権を投げ出し、「後のことは知らん」と責任逃れしかするまい。
一度政権を投げ出したにもかかわらず、今度は身辺を友達で固めているが、その正体が次々に暴かれていく。

コメント
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