人間本位によって

台風5号　北陸で平年ひと月超の大雨

宗教、殊にあ仏教においては、その根本思想というべきものは「因縁」としている。
全てのものは「印により縁により、結果」を結んでいる。
これは今の人間世界全てに当てはまり、現在の様相は、何が原因であるかというと、人間本位になっていたことが原因として認めなければならない。

人間は２０世紀に入るころ、高になり便利になって楽しめる世を作ろとしてきた。だがこのためには、自然の資源を用いなくてはならず、それを富や便利なものにして楽しめるように加工していかなければならない。
こうしたことは自然や自然環境を破壊していく行為であり、人間はそれにも飽き足らず更に更にと自然を破壊していく。
そのうち自然は、それに応えられる状態を保ちえず、その保ちえないものを反逆化して人間を襲うことになった。
人間の自己本位が、そのまま人間に跳ね返ってきている。
平家物語にあるように「栄えるもの久しからず」となっていく。

8月7日(月)のつぶやき

偏執狂 goo.gl/ABpv9J

— えちぜん (@itibanmasasan25) 2017年8月7日 - 10:57