先日購入した脱気シーラー。(真空パックの機械ね。)
※奥はノートP.C.。本体がチルトアップして縦型収納できるようになっています・・・。
この機械、実は消耗品がそれなりにする、ということが判明し、(一回分数十円~百円程。)何でもかんでも脱気保存、というわけにはいかないのですが、もちろんTHE・高級魚マゴチ、釣行の際は大活躍の予定・・・。(ほかに手作りハンバーグなど、その他諸々をシールしておき自家製レトルト食品ができる!)
ちなみに、一度開封したポテチなどが食べきれなかった場合などの密封などもお手の物。(その際、脱気はできないけど・・・)
本日、やっとこの機械を使用してみました。
さて、ここで問題です。本日、長期保存用に私が脱気密閉したものは何でしょう??
答え:新聞。
(平成23年3月12日朝刊、同13日号外。)
最近ようやく震災から100日が過ぎ、私の近隣では夜中のコンビニも看板を灯す店が増えてきました。
まだまだ被災地ではご苦労をされている方々も多いですが、普段の生活が戻ると共に直接被害のなかった人々の心からは震災の記憶は徐々に薄くなりかけてしまい始めているのかもしれません・・・。
「こうなることは仕方のないこと・・・。」と考える、またはな~ンにも考えない、という人もなかにはいるかもしれません。
特に我が家でもちびっ子、カミサン共にかなり3月11日の地震とそれ以降の余震、ニュース報道映像などが半ばトラウマのようになり、その後しばらくは子供の前ではニュースなどはあまり見ないようにしました。
でも、「嫌なことは早く忘れたい・・」だけで人としていったいどうなのか?
自分の中では今回の事は風化させたくないという思いから、写真の新聞は手元に残してありました。
新聞を脱気シールしてみました。
完全な真空になる訳ではないのですが、空気を可能な限り抜き出した状態でパックされているため、厚みは脱気前の1/4位になり、これでツッコミを入れたらたんこぶができそうな感じです!! (゚Д゚)ノ
この状態なら、50年、うまくすれば100年位しっかり保存できるかも!?
我が子に「親になったら開けて読め。」と注釈付けて残そうと思います。
いわば釣用に買ったこの機械ですが、考えてみるといろいろな利用法がありそうです。
銀製品や釣り関係のもの(仕掛けその他)の保存にもいいかも!
ちなみにコレはセットで入っていたアタッチメント。この容器の中に柔らかいもの(例えばプチトマトなど)や液状のもの(カレーなど)を入れて脱気すると長期保存できるようです・・・。
でもしかし、早く思いっきりマゴチの昆布締めをこれで保存していつでも食べたい時にたべた~いな~ぁ。
なるほど、そんな使い方もあるのですね。
しかも忘れ去られることのないよう、子供の世代に残そうなんて素晴らしい考えです。
ちゃんと「読み終わったら再度真空パックして孫代々まで残すように」
って言っておかなくてはいけないですね~!
おはようございます。かな?
今回の震災ではあまり引き合いに出されていませんが、吉村 昭の「三陸海岸大津波」 (文春文庫) によると、明治29年の大津波の際に太平洋側の東北三県での死者数は、26,360名と今回の被害よりも更に大きなものであったにもかかわらず、全村壊滅状態の地域にさえやがて人々は戻ってきました・・・。
人は良くも悪くも「忘れる」ということができるものです。
明治の大津波を体験した方がもうほとんど存命しておらず、意識的に記憶を風化させない取り組みが必要ですよね・・・。
ひとまず、身近な者への取り組みということで今回の思いつきは自分でもいい考えかな~(^v^)なんて思っています・・・。
(本当は早く釣りに行き、冷凍ストックを作りたいんですが~!)
(ツッコミ用には使わないで下さいね(ノ_・。)痛いから・・)
コメント遅くなったけど 読んで感動してました。
そんな想いと一緒に 新聞を密封ですね
震災関連の写真週刊誌の臨時増刊号など見ると、被害に遭われた方々の必死の思いが伝わってくる写真や救助活動にあたった自衛隊の方等の思いがひしひしと伝わってくる画を目にします・・・。
自宅でも記憶を風化させまいとグラフ誌を何冊か買ったんですが、やはり新しいものが発売されるときになってついつい手にとってしましいます・・・。
帰宅途中、夜中のコンビニで、あまり人気もないのをいいことに立ち読みしながらウルウルしているのはちょっとどんなものか・・・ともおもうんですがね~。