ねこばか日記

白猫親子と猫バカ飼い主の日常を4コマ漫画風で始めたブログです。最近は信州おすすめスポットが中心に☆

一生に一度の花「オオウバユリ」&トトロを歌うオカメインコ

2012年08月05日 | 信州おすすめスポット

以前、牛伏川のフランス式階段工を見に行った時に

たまたま見かけた謎の花。。その後、オオウバユリと判明し、

日記に追記もしましたが、その時に行った仲間が追跡調査をしてくれました♪

☆-------★-------☆-------★-------☆

まず、7月22日に見た時は、こんな感じ。

「これ、何?」「見たことないねぇ~」と、この時は"謎の花"。

その後、植物に詳しい友人が名前を見つけてくれて"オオウバユリ"と判明。

調べてみると、なかなか興味深い花でした。

私が思ったのは(前にも書いたけど)「セミみたいな花。。」ということ。

種子から開花まで10年

発芽から開花まででも6~8年もかけて少しずつ大きくなっていき、

一生に一度の花を咲かせると枯れてしまうんだそうです。

しかも花が咲いているのは、せいぜい5日~1週間ほどだとか。。

  

興味がわいたその花を、松本に住んでいる友人が追跡調査♪

↑ の写真は、7月28日のもの。

背丈も更に伸びて、蕾も大きくなっていたそうです。

そして!!

やっとユリらしい蕾をつけたのも見つけて、画像を送ってくれました♪(^o^)/

はじめは上を向いて伸びていた蕾が、やがて横向きになると開花も間近。

この花、高さ1.5~2.0mにもなるそうで(中には2m以上になるものもあるとか★)

2日で10cm以上も伸びたりするんだそうです。

最後のラストスパートって感じなんでしょうか?…そう思うと、ちょっとせつない…。

   

そして、8月4日。ようやく開花したと、またまた画像を送ってくれました♪♪

香りはほのかにユリの香りがしたそうです。

追跡調査、お疲れ様&ありがとう~♪感謝、感謝♪∠( ̄0 ̄)

長さ12~18cmの黄緑色の花が10~20個つき、花をつけた株は一生を終えます。

これから秋~冬にかけて実が熟し、種となるのですが、

1個あたりの実には、なんと平均400個以上の種がつまっているんだとか。。

つまり、1本のオオウバユリから4000~8000もの種子!?すごい!!

これが風に乗って遠くへ遠くへ…と旅をして、また10年もかけて育つんですね。

ふぅ。。本当に感慨深い花です。

(で、でもそんなにたくさん飛ぶなら、毎年どこかで咲いていそう)(^ー^;A

ちなみに、このオオウバユリという名前は、

花が咲くころになると葉が枯れてなくなってしまうことから

"葉"を"歯"にかけて、姥百合の名になったんだそうです。

(オオウバユリの他に背丈の低いウバユリもあるそうです)

また、鱗茎は良質のデンプンを含み、

百合根として、天ぷらや和え物にもできるそうです。

ただ、花をつける前に採らなくてはいけないようで。。

そう聞くと、せっかく10年もかけて大きくなって一生一度しか咲かせられないのに、

その前に採ってしまうのは、なんだか……な気がします。

昔は貴重な炭水化物だったかもしれませんが、今はそっとしておいてあげたい花です。


★おすすめ動画★ 「トトロを歌うオカメインコ」

 歌うというより、口笛を吹いているみたい。。~♪

 こんなインコがいたら、毎日楽しそう(^-^)

  ※you tubeより

 

コメント (10)
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