以前、牛伏川のフランス式階段工を見に行った時に
たまたま見かけた謎の花。。その後、オオウバユリと判明し、
日記に追記もしましたが、その時に行った仲間が追跡調査をしてくれました♪
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まず、7月22日に見た時は、こんな感じ。
「これ、何?」「見たことないねぇ~」と、この時は"謎の花"。
その後、植物に詳しい友人が名前を見つけてくれて"オオウバユリ"と判明。
調べてみると、なかなか興味深い花でした。
私が思ったのは(前にも書いたけど)「セミみたいな花。。」ということ。
種子から開花まで10年。
発芽から開花まででも6~8年もかけて少しずつ大きくなっていき、
一生に一度の花を咲かせると枯れてしまうんだそうです。
しかも花が咲いているのは、せいぜい5日~1週間ほどだとか。。
興味がわいたその花を、松本に住んでいる友人が追跡調査♪
↑ の写真は、7月28日のもの。
背丈も更に伸びて、蕾も大きくなっていたそうです。
そして!!
やっとユリらしい蕾をつけたのも見つけて、画像を送ってくれました♪(^o^)/
はじめは上を向いて伸びていた蕾が、やがて横向きになると開花も間近。
この花、高さ1.5~2.0mにもなるそうで(中には2m以上になるものもあるとか★)
2日で10cm以上も伸びたりするんだそうです。
最後のラストスパートって感じなんでしょうか?…そう思うと、ちょっとせつない…。
そして、8月4日。ようやく開花したと、またまた画像を送ってくれました♪♪
香りはほのかにユリの香りがしたそうです。
追跡調査、お疲れ様&ありがとう~♪感謝、感謝♪∠( ̄0 ̄)
長さ12~18cmの黄緑色の花が10~20個つき、花をつけた株は一生を終えます。
これから秋~冬にかけて実が熟し、種となるのですが、
1個あたりの実には、なんと平均400個以上の種がつまっているんだとか。。
つまり、1本のオオウバユリから4000~8000もの種子!?すごい!!
これが風に乗って遠くへ遠くへ…と旅をして、また10年もかけて育つんですね。
ふぅ。。本当に感慨深い花です。
(で、でもそんなにたくさん飛ぶなら、毎年どこかで咲いていそう)(^ー^;A
ちなみに、このオオウバユリという名前は、
花が咲くころになると葉が枯れてなくなってしまうことから
"葉"を"歯"にかけて、姥百合の名になったんだそうです。
(オオウバユリの他に背丈の低いウバユリもあるそうです)
また、鱗茎は良質のデンプンを含み、
百合根として、天ぷらや和え物にもできるそうです。
ただ、花をつける前に採らなくてはいけないようで。。
そう聞くと、せっかく10年もかけて大きくなって一生一度しか咲かせられないのに、
その前に採ってしまうのは、なんだか……な気がします。
昔は貴重な炭水化物だったかもしれませんが、今はそっとしておいてあげたい花です。
★おすすめ動画★ 「トトロを歌うオカメインコ」
歌うというより、口笛を吹いているみたい。。~♪
こんなインコがいたら、毎日楽しそう(^-^)
※you tubeより