爽やかな志賀高原の旅の最後に友人が案内してくれたのは 歴史記念館 でした。
元は、昭和初期に外国人観光客を誘致するため各地に建設された「国策ホテル」のひとつで、
ドイツ人指導のもと建てられたのだそうです。(志賀高原温泉ホテル 昭和12年開業)
現在はエントランス部分を中心に主要部分が残され、歴史記念館として保存・公開されています。
階段を上り、玄関を入ると歴史を感じる大きな石の暖炉がありました。
写真としてはボケボケだけど素敵だったので載せます★
横には薪が積まれていました。
手作りだというステンドグラスは建物のあちこちにあり、目を惹きます。
2階には「猪谷千春 記念コーナー」がありました。
猪谷千春さんは、1956年のコルティナ・ダンペッツォ冬季オリンピックで、
アルペンスキー男子回転の銀メダルを獲得した選手だそうです。
(日本人初の冬季オリンピックメダリスト!!)
しかも、その時の日本選手の参加人数は10人だったとか。。またまたビックリ★
この間の平昌オリンピックの参加選手は124人だったことを考えると、時代を感じますね。
猪谷千春さんはその後もIOC委員を務めたり
長野オリンピック招致に尽力したりした、山ノ内町の名誉町民なんだそうです。
ここでお茶をすることにしました♪
実はこの歴史記念館の中にある カフェ・フォルストは、この10月で閉店だとか・・・残念★
白樺の枠の大きな日本画や。。
カジノのルーレットもありました。
ここで繰り広げられていたであろう様々なドラマを想像しながら、
手作りタルト・コーヒーセット(800円)を、ゆっくりと味わいました♡
その後、3階も見学。
ここにも暖炉や壁に日本画があり、洋風と和風が良い感じに混ざり合っています。
(剥製だけはちょっと。。)(+_+)
ひと通りの見学を終えて1階に戻ると、館長さんらしき男の人がこの建物の歴史などをお話してくださいました。
お礼を言って外に出ます。眼下に見えるのは丸池。
コマクサが植えられた花壇がありました。増やしている最中でしょうか?
時計は・・・時間が正確ではありませんでした(^-^;
が、とても見ごたえのある歴史観で、
初めての志賀高原の旅、誘ってくれた友人に感謝感謝の一日でした♪
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