前に 栂池自然園 で見た不思議な花 サンカヨウ。
雨に濡れると花びらが透明になるそうで、写真で見ると本当に神秘的です。
苗が売っていたので買ってきて庭に植えました。
植えた翌年。葉が出たものの花は咲かず。。
その次の年。花は咲いたけど、うまく雨の日とかみ合わず透明にならないまま散ってしまいました。
そして今年。
栂池などの高山では6月が見頃のサンカヨウですが、やはり平地だと開花も早く4月に芽が出てきました。
しっかりと花がついているので期待が膨らみ、毎日のように観察していました。
雨が降った日はワクワクして夜でもカメラ片手に見に行きましたけど、なかなか透明にはならず。。
調べてみると、白い花には元々光を吸収する色素がないため、細胞の隙間に入った光を乱反射するので白く見えるのだそうです。
開花したばかりの頃は細胞がしっかりしているためか濡れても透明になりにくいんだとか。。
細胞が壊れかける頃(散る寸前?)雨に濡れると、細胞の隙間が水で埋まり光の反射が起きないので透明に見えるらしいです。
う~~ん、複雑。。
しかも花の終わりごろに強い雨に打たれると散ってしまうこともあります。
庭にあれば簡単に見られると期待したのに、やっぱり 幻の花 なんですね。。
タイミングよく、二日間雨だったので本当に期待したのですが。。
これが限界でした。
その後、雨があがるとアッという間に散ってしまいました。
はかなさも幻のよう。。
いつかガラスのような神秘的な花が見られますように。。
おまけは4~5月のスイセン、ユキヤナギ、タンポポ、スミレ、ドウダンツツジ、スズラン。
タンポポは高校時代の友人を思い出す懐かしい花。
そういえば「♪スミレの花のような 僕の友だち~」と歌う歌もありましたね。
ドウダンツツジを漢字で「満天星」と書くと知った時は感動しました。
緑の樹に小さな白い花がびっしりと付いている様子は本当に満天の星のようです♡♡
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