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人事マネジメント研究所「進創アシスト」からの情報発信

「部下に仕事を任せる~その2」

2012-02-21 00:00:39 | 人事マネジメントのワンポイントアドバイス
前月号から続く)

◆ 「放任」
部下に仕事を任せるとしながら、「放任」状態なのは管理職の責任の放棄です。責任を放棄しておきながら、部下がよい成果を上げられなかったら怒鳴って部下のせい(所為)にする管理職も中にはいますが、それは決してやってはいけないことです。部下に仕事を任せて結果報告を受けるまでに、どの程度チェックや指導、助言を行ったかを振り返ってみてください。全く行っていない場合「放任」と指摘できるでしょう。

◆ 過剰に口を出す
反対に、過剰にチェックや指導をし過ぎるのも良くありません。上司の指示を全て待つ部下になってしまい、部下に創意工夫の力がつきません。適度に距離をおく必要があります。

◆「部下に仕事を任せる」とは
・部下の能力に応じて、任せる仕事(範囲)を示し
・上司の期待する水準で成果が出るよう
・必要に応じてチェックや指導、助言をしながら
・上司の責任において見守る
ことです。


コメント
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