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人事マネジメント研究所「進創アシスト」からの情報発信

管理職として知っておきたいメンタルヘルス~その5

2013-02-11 00:00:39 | 職場の労務管理の基本
今回は、部下のストレスを早期に把握することについて考えてみましょう。

■ セルフケアとラインケア
心の健康づくりとして、従業員自身がストレスに気づき、対処するセルフケアの必要性を認識させることはとても重要です。しかし、従業員自身で取り除くことができないたくさんのストレス要因が職場に存在しています。そこで、セルフケアとともに職場の管理監督者が行なうラインケアが重要になってきます。

■ コミュニケーションでストレスの早期把握を
部下のストレスに適切に対応するためには、ストレスをできるだけ早期に把握することが必要です。そのためには何と言っても部下とのコミュニケーションは欠かせません。ただ、コミュニケーションというと声かけなど言葉によるものを考えがちですが、その他に表情や態度などの言葉によらないコミュニケーション(これをノンバーバルコミュニケーションといいます)もとても大事です。

■ 部下の普段と違う様子に気をつける
部下全員に同じミュニケーションを心がけたとしてもそれではまだ不十分です。ストレスや心の健康問題は個人差が大きいため、普段と違う様子がないかという点に特に気をつけながら部下一人ひとりに目配りをしていきましょう。挨拶しなくなった、笑顔が少なくなった、またその逆のときも注意が必要です。
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