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人事マネジメント研究所「進創アシスト」からの情報発信

管理職として知っておきたいメンタルヘルス~その26

2014-11-11 00:00:39 | 職場の労務管理の基本
部下の休職開始時・休職期間中における会社・上司の対応


● 休職開始時の対応
 部下がメンタルクリニック等で受診の結果、長期の休養が必要となったときには、①主治医が作成した診断書を必ずもらってください。休業を必要とする理由と療養に必要な期間(見込み)を確認し、それを元に就業規則の定めにより休職の手続きを進めることになります。 ②休職期間中に賃金が支給されない場合、健康保険の傷病手当金の請求手続きの方法や時期などについて説明しておいてください。 ③休職期間中も本人負担分の社会保険料や住民税の支払いは免除になりませんので、取り扱いについて確認をしておきましょう。 ④職場復帰に向けて病状を確認するために、会社が主治医と面談することなどの同意書もこの時期に得ておかれることをお勧めします。
なお、病状から本人の理解が得難いときは、家族や身元保証人へ説明し、協力を得る方法も考えてください。

● 休職期間中の対応
 メンタルヘルス不調で休職している間は、療養に専念することが大事ですので、連絡は極力さけてください。ただ、まったく連絡しないと本人は不安を募らせることになりますので、月に1回程度、上司又は総務担当者から連絡をするのが望ましいでしょう。


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