京阪電鉄で巡る旅、しばらくお休みしていましたが、久しぶりに続きをアップします。
今回は、滋賀県大津市園城寺町にある円満院を紹介します。
京阪電車石山坂本線「大津市役所前」駅より徒歩7分「三井寺」駅より徒歩10分「浜大津」駅より徒歩15分
と、どの駅からも徒歩圏内にあります。
この時は、「大津市役所前」駅で下車し、大津市歴史博物館を見学した帰りに、円満院に立ち寄りました。
圓満院は寛和三年(987年)に、村上天皇の第三皇子悟円親王により創立された天台宗の門跡寺院です。
三井三門跡の一つであり、開基当時は平等院と呼ばれていました。
永承7年(1052年)、関白・藤原頼通が父の道長の別荘であった宇治殿を寺院に改めて、平等院(後の圓満院)の明尊大僧正によって完成しました。
悟円親王の子永円親王が初代院主となり、三井平等院の名前を宇治に譲り、現在の宇治平等院の初めとなっています。
一方三井平等院は明尊大僧正によって圓満院と命名され、悟円親王をはじめとして歴代皇族の入室する門跡寺院となりました。
しかし室町時代後期までは、通称三井平等院と呼ばれていました。
江戸時代の初期に現在地に移転し、正保4年(1647年)には寝殿が明正天皇より下賜されています。
(円満院HP、Wikipediaより)
勅使門
皇陛下や、天皇陛下のご命令や勅旨を伝達するために寺院を訪れる勅使がお越しの時のみ開門されました。
護摩堂
毎月28日、第2日曜日に不動護摩が行われます。
宸殿(重要文化財)
大玄関の前に広がる白砂の手前には、通常、青竹の結界が張られており、本来は、天皇陛下が行幸された場合のみ、その結界が開けられます。
当初は元和5年(1619年)に2代将軍・徳川秀忠と江姫の五女・和子(東福門院)が後水尾天皇に入内した際に禁裏に造営されたものと伝わる。
その後正保4年(1647年)になって和子所生の明正天皇によりこれが円満院に下賜されて同地に移築されたもので、1902年(明治35年)には国の重要文化財に指定された。
湧き水「三井の名水」
天智天皇・天武天皇・持統天皇が産湯をつかったとされる湧き水です。
長寿がかなうと言われている開運の湧き水を、ペットボトルなどをご持参すれば、無料でいただけるそう。
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