大津市伊香立途中町にある還来(もどろぎ)神社
社殿によれば、ご祭神である藤原旅子は、父・藤原百川の荘園である龍華壮の別邸で生まれ、蓮華夫人と呼ばれました。その後、桓武天皇の夫人になり、大伴親王(後の淳和天皇)を産みました。
786年、薨去する際、故郷の比良山南麓の梛の下に埋葬するように遺命し、この地に祀られました。再びこの地に帰ってきたことから、還来大明神と称されたといいます。
また、平治の乱に敗れた源義朝が敗走中に当社に立ち寄り、白羽の鏑矢を奉納して武運を祈り、後に息子の頼朝が、平家との戦いに勝利し、神田を寄進したといいます。
これらの故事により、戦乱の際、無事に帰還することを祈願する人々が参詣するようになりました。
鳥居横のイチョウが、見事に色づいていました。
ブログランキングに参加しています(*^_^*)
応援よろしくお願いしますm(__)m
人気ブログランキングへ