道明寺は、大阪府藤井寺市にある真言宗御室派の尼寺です。
道明寺周辺は、菅原道真の祖先にあたる豪族、土師(はじ)氏の根拠地で、道明寺は土師氏の氏寺・土師寺として建立され、今の道明寺天満宮の前にありました。
当時は、広大な境内に五重の塔、金堂等をはじめとする七堂伽藍の大規模なものであったそうです。
901年(延喜元年)、大宰府に左遷される道真が、この寺にいた叔母の覚寿尼を訪ね「鳴けばこそ別れも憂けれ鶏の音のなからん里の暁もかな」と詠み、別れを惜しんだと伝えられています。
道真の死後、寺名は道明寺と改められ、これは道真の号である「道明」に由来すしているそうです。
戦国時代の戦火や、江戸時代の石川の洪水による荒廃により、道明寺天満宮の境内地に移り、さらに明治時代の神仏分離令に よって現在地に移されました。
楼門
本堂
大師堂
護摩堂
ご本尊の国宝「木造十一面観音立像」は、平安時代初期、9世紀の菅原道真作で、カヤ材の一木造。毎月18日と25日に拝観することができます。
桜餅(道明寺餅)など和菓子の材料として知られる「道明寺糒」「道明寺粉」発祥の寺としても有名です。
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道明寺周辺は、菅原道真の祖先にあたる豪族、土師(はじ)氏の根拠地で、道明寺は土師氏の氏寺・土師寺として建立され、今の道明寺天満宮の前にありました。
当時は、広大な境内に五重の塔、金堂等をはじめとする七堂伽藍の大規模なものであったそうです。
901年(延喜元年)、大宰府に左遷される道真が、この寺にいた叔母の覚寿尼を訪ね「鳴けばこそ別れも憂けれ鶏の音のなからん里の暁もかな」と詠み、別れを惜しんだと伝えられています。
道真の死後、寺名は道明寺と改められ、これは道真の号である「道明」に由来すしているそうです。
戦国時代の戦火や、江戸時代の石川の洪水による荒廃により、道明寺天満宮の境内地に移り、さらに明治時代の神仏分離令に よって現在地に移されました。
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本堂
大師堂
護摩堂
ご本尊の国宝「木造十一面観音立像」は、平安時代初期、9世紀の菅原道真作で、カヤ材の一木造。毎月18日と25日に拝観することができます。
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