茶室の次は、登ってきた階段を降りて「今川神廟」に向かいました。
こちらは、今川義元と氏輝の廟で、2018年5月に落慶法要が行われました。
以前は、現在建っている場所よりも後ろに建っていましたが、義元公の功績を評価し、偉人に相応しい立派なものをというご住職の考えで、本堂へ向かう歩道沿いに再建されたそうです。
優美な曲線を描き、大きく軒を伸ばした屋根が特徴の優美な建物です。
中には石塔と位牌があります。
左側の大きな石塔は今川義元公、右側の小さな石塔は、今川氏輝公のもの。
今川義元の石塔(首塚)
桶狭間の戦いで、織田方に討ち取られた義元公の首級は、重臣・岡部元信と織田信長との交渉により後に返還され、駿河の菩提寺であった天澤寺に葬られましたが、天澤寺の衰退後、臨済寺に移されました。
一方、胴体は腐敗が激しく、駿河に戻り途中、豊川市の大聖寺に葬られました。
今川氏輝の石塔
次に続く
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