日々史跡めぐり

日本のあちこちの史跡、神社仏閣を巡っています

東大寺二月堂

2017-01-26 | 仏閣
二月堂は、東大寺大仏殿の東方、坂道を上り詰めた丘陵部に位置しています。



本尊は、十一面観音。







東大寺は治承4年(1180年)の平重衡の兵火と、永禄10年(1567年)の三好・松永の兵乱とにより、創建時の建物の大部分を失っていますが、二月堂はこれらの兵火では類焼を免れました。
しかし、寛文7年(1667年)2月13日に失火で焼失。
現在の二月堂は、寛文9年(1669年)江戸幕府の援助を得て再建されたものです。















二月堂で毎年行われるお水取りは、正確には「修二会(しゅにえ)」といいます。
例年、3月1日から14日まで本行が行われます。
奈良時代から続く伝統行事で、752年以来、途絶えたことがないそうです。
お水取りは、東大寺を開山した良弁(ろうべん)の高弟、実忠が始めたとされています。
旧暦の時代は2月1日から実施されていたため、二月に修する法会「修二会」と名付けられました。





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手向山八幡宮(奈良)

2017-01-17 | 神社
手向山八幡宮(手向山神社)は東大寺三月堂の正面にあります。



天平勝宝元年(749年)、東大寺及び大仏を建立するにあたって宇佐八幡宮より東大寺の守護神として勧請されました。



八幡宮からの分社では第一号で、当初は平城宮南の梨原宮に鎮座し、後に東大寺大仏殿南方の鏡池付近に移座。



治承4年(1180年)の平重衡による戦火で焼失。



建長2年(1250年)に北条時頼が現在地に再建しました。

創建以来、東大寺に属しその鎮守社とされてきましたが、明治の神仏分離の際に東大寺から独立しました。



手向山の山麓にあり、紅葉の名所としても知られています。

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吉城園(奈良)

2017-01-07 | 庭園

吉城園は、興福寺塔頭・摩尼珠院の跡に造成された庭園です。



明治に民間の所有となり大正8年(1919年)に現在の建物と庭園が作られました。



企業の迎賓施設の時代を経て、昭和の終わりから奈良県が所有し庭園を公開しています。



園内は池の庭、苔の庭、茶花の庭からなり、苔の庭には離れ茶室があり、春日山、若草山を借景として取り入れています。

主棟(旧正法院家住宅)と池の庭











茶室と苔の庭



茅葺屋根の茶室です。







杉苔が美しい庭です。







吉城園の隣には、依水園がありますが、今回は時間の都合でスキップしました。







こちらも紅葉で有名な庭園だそうですね。

次回は見学してみたいと思います。

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新年のご挨拶

2017-01-01 | その他
明けましておめでとうございます!

昨年も当ブログへのコメント&応援ありがとうございました

m(__)m

今年もよろしくお願いいたします。



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