住まいの安全 心の健康 住まい塾 21

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《みかん》の白い皮の栄養素は、ビタミンP

2012年05月16日 | 日記
 近くに、高校のときの3年間の担任の先生が居られる。
兄貴は何年か前に自ら亡くなったが、その兄貴と同じ年の先生と言うことで、他人とは思えないお付き合いをさせて頂いている。
或る時、頼まれた仕事を終えてお茶を戴いているときに、何もお茶菓子を食べないのも愛嬌が無いと思い、みかんを戴く事にした。 ダイエット中なので、間食と思われるものはことごとくお断りしているのだが、果物なら良かろうと思った。 この気持ちの優しさが、ダイエットを阻害しているのかもしれない。 当然、体重が80Kgを割ったのは何時だったのか記憶が無い。

 みかんを、一房集団から取って白い糸を取り始めたら、「アララ・・ ○△○さん、その白いところに栄養が凝縮されているのですよ!」と奥様から教えて戴いた。 筆者「本当?、何の栄養がはいっているんだっぺー(これは福島弁だった?)」と、男先生に問い返してみた。
 真面目な先生で、真面目な顔をして「あー、その中の栄養素は忘れてしまったが、それは本当に栄養が有るそうだ。」と、教員時代と全く同じ口調で、筆者に答えてくれた。 時間の過ぎる速さと、人間に染み付いた習慣とを、比べると言いようの無い感慨に襲われたような気がした。

 


 昨日、雪深い今年の冬を物ともせず過ごした、おじいさんとおばあさんが仲良く暮らしている、ご自宅の台所の混合水洗を修理して、お茶の時間にみかんの皮を『砂糖で煮詰めた手作り』の菓子を、出してくれた。
この冬は、2M以上の積雪が有ったとか、未だ乾いてない水田も耕さなければ、農作業が遅れて大変になる、等の世間話をしたのだが、話はミカンの白い皮のところに落ち着いた。
栄養素の種類と、効能がはっきりしない話なので、「とにかく、白いところの皮を食べて、元気でいらんなね~~」と言うことに落ち着いたのだが、帰りしなに奥様がアイラップに半分分けて「ホレー、持ってげー」と言うことに成った。



 帰ってきてから、ミカンの皮の栄養について調べてみた。

 ***  以下引用  下記URLより  ***
  http://www.nmt.ne.jp/~niky/misono_013.htm 

   ― みかんの皮にはこんな効能があるのを知っていますか? ―

 漢方では日に干して良く乾燥させたモノを陳皮(ちんぴ)といい、かぜの熱、せき、たんに効果的で、その他にも血行を良くし、肌をきれいにする作用もあります。

栄養素は特に皮に多く含まれていて、ビタミンCは実の3倍、血管中のコレステロールを取り除くテレビン油も含まれています。  ビタミンPは、白い綿状の甘皮の部分に多く含まれています。 ですから、ミカンはできるだけ皮も食べるようにしましょう。  ビタミンPは、ビタミンに近い働きをするビタミン様物質で、ヘスペリジン、ルチン、ケルセチン等の総称です。これらビタミンPのうち、ヘスペリジンは、みかん由来のポリフェノールです。

効能その1 毛細血管の強化
 ヘスペリジンはいわば血管のメンテナンス係。血管そのものを丈夫にする働きがある。
効能その2 血圧上昇抑制
 血圧があがる原因の1つが、血管の収縮をコントロールする酸化窒素の機能停止。活性
 酸素との結合により指令を出せなくなり、血管は縮みっ放しになってしまいます。
 実はこれを防止する力がビタミンCにあるのですが、非常に壊れやすくなかなか力を発
 揮することができません。そこに強い味方がいる。それがヘスペリジン。不安定なビタ
 ミンCを安定する力があります。威力がアップしたビタミンCは強敵活性酸素を見事に
 撃退。血圧は一定に保たれます。
効能その3 血中中性脂肪の分解
 ヘスペリジン無し、ヘスペリジン有りマウスにヘスペリジン入りのエサと、普通のエサ
 を1ヶ月間与えた後、血液中の中性脂肪値を測定。すると、ヘスペリジン入りのエサを
 食べたマウスは、普通のエサを食べたマウスに比べて、およそ30%も中性脂肪が少なく
 なっていました。
 このヘスベリジンパワーが今とくに見直されているのです。

  ***  以上引用  終  ***