みう と 青

みうと青の共同ブログ。
知ってる人には言えないけど、知らない誰かの通り過ぎる場所で呟きたい独り言があるのです。

リアスの戦士★イーガー

2011年06月27日 19時36分56秒 | みう・震災とボランティア
こんばんにゃ。

もう知ってる人も沢山いるかもしれないけど、熱いローカルヒーローと出会ってしまいまったので紹介させて下さいm(_ _)m


名前:リアスの戦士★イーガー
(つのだ★ひろさんみたいですね)

略歴:江島生まれ、足島育ち。
海を、島を、女川を守る正義のヒーロー。
2010年デビュー。

口グセ:いーがー!おめだぢ、よーく聞げ。
女川の平和は俺(オイ)が守る!

装備:ギンジャ剣(銀鮭)
ホ盾(ホタテ貝)

敵:ヘドロンの手下クララーゲ & ワルワル団

主題歌もあるよ♪
さがせ 俺たちの生きる希望と夢
つかめ 俺たちのまだ知らない未知のパワー


熱い!


Eager_Project フォローしちゃおうかにゃあ

脳みそ、遠くに行きたい

2011年06月25日 03時50分24秒 | みう・震災とボランティア
こんばんにゃ。

1日の中で脳みそが空っぽになる時間はどのくらいだろ?
楽しい事を考えてる時間はどのくらいだろ?

別に四六時中頭から離れないなんて言わないけど、
でも、
気分転換、したいよ。
思い出さない日がほしい。


名言とか、勇気ソングも素敵だけど、まるで関係ないものがほしい。

逃げるに逃げられない人が沢山いるのに、こんな発想は卑怯かもしれないけど、でも…


『頑張れ』も『頑張ろう』も、時々すごく気が滅入る。


一旦ニュートラルになれたら、またローギアから始めて、必要な時にはトップギアでアクセル全開にするからさ。


ちょっとだけ、逃避。
ネットからも、テレビからも、新聞からも、中吊り広告からも、難しいだろうけど、頑張ってちょっとだけ逃避。

したらまた、頑張るからさ。

すんませんm(_ _)m
だにゃあ

元気有り余ってる男子諸君!

2011年06月23日 00時31分37秒 | みう・震災とボランティア
こんばんにゃ。
宮城県でのボランティアについてです。

以下の日程でボランティア活動に参加できる男性を募集中です。

  ↓

7月16日~18日(17日まででもOK)

募集:男性3名(女性は定員になったので締め切りました)



自分が5月6月にお世話になったチームです。

自分も行きます!
(16~18日の3日間、活動予定です)


活動内容:泥出し、側溝の泥掻き他、力仕事


自費負担内容:

仙台駅までの交通費
(高速バス、深夜バス、新幹線、飛行機、車、ご自由に~)

宿泊費:ひとり1泊4500円

 ※健康・安全のため、3月から連携させて頂いているホテルを滞在先・活動拠点にしています。

 ※同性同士、2人で1つのお部屋になる予定です。

 ※車中泊・テント泊はNGよん。(現地の親戚・友人宅ならOK)

現地での食費。

移動に使うレンタカーなどの実費はワリカン。


交通費や作業着他へのこだわりwにもよりますが、2泊3日で3万円程度。


気になった方・詳しく知りたい方は、メールとかくださいm(_ _)m


素敵な仲間が増えたら嬉しいにゃあ

6月の活動報告こぼれ話

2011年06月10日 07時42分55秒 | みう・震災とボランティア
こんばんにゃ。

月曜の朝5時、新宿駅に降り立った時の強烈な違和感。
都会の割に清々しい空気と、軽やかな空の色。


朝6時半、品川シーサイド駅から地上に出るバカみたいに長いエスカレーターは、いつも通りに風が強くて、溜まった目の水と火照ったほっぺたをひんやり乾かしてくれた。


業務開始まで2時間以上あるから、空き倉庫の床で仮眠。
スーツケースがナイス枕。
おかげで寝過ごして2分遅刻。


震災の一週間後はグロットでウミガメの神々しさに涙した。
時間や空間の制約を受けず、この世の物理的法則なんて関係なく、
色々なものをつなげていくような泳ぎ方してた。
あの子に手紙を託したら、向こう側まで届きそうな気がした。


そして震災の3ヵ月後、ブルーホールで海中にある天使の梯子を見ると思う。
海の中では、天使の梯子も実際に登れるらしいよ。


ささくれを撫でつける。
自分自身の手で。

6月5日活動報告その2

2011年06月08日 19時57分03秒 | みう・震災とボランティア
こんばんにゃ。
さて、6月5日(日)の続きです。

3人は無事仕事を頂きましたが、ご依頼主さんの都合により作業は13時から、ボラセン出発は12時20分。
で、今は10時40分。

一時間半、ボラセンでゴロゴロしてるのも違うなぁ…ということで、ボラセン周辺の町の様子を見てきました。

センターの前のグランドでは、避難所生活をしていると思しき親子が宝探しらしきオリエンテーションをしていました。
5月の時からも含めて、今までで一番楽しげな子供たちの姿。
一緒に遊んでいる大人たちも、営業スマイル(笑)じゃなくて、嬉しい癒やされる光景でした。


『男性、一人暮らし』と聞いていましたが、実際にはおじいちゃんと、病気で体の不自由な奥さんと、精神面で障害をもった息子さんとの三人暮らしでした。

息子さんのこだわり満点の品々を慎重に片付け、開かずの間となっていた二階を片付け、ガラスが割れたままの本棚などを移動したりしました。

庭で瓦礫や廃棄物を積んでいたら、通りすがりの方々にまで『ボランティアさん?ありがとね』と声をかけていただき温かい気持ちになれました。


お迎えの時間より少し早い時間に作業が終わったので、おじいちゃん自慢の豆しば(その割にデカいw)とたわむれ過ごしました。


最初は普通に犬トークをしたりしてましたが、前日の夕飯でのリーダーの言葉が頭をよぎります。


『女川では、地震の時はどうでした?って聞くことも(相手によっては)求められたりしたよ。
話したい人や、話すことで少しずつ気持ちに折り合いをつけたい人もいるんだよ』


いいのか?
こんなドシロウトの自分が、大丈夫なのか?
でも、このおじいちゃん、しばらくはボランティアとか頼まなさそうだし…
そういう機会、次はいつになるか分からないし…


自分がふることのできた話題は、
『地震の時、ワンちゃん、びっくりしたりしましたか?』

これが限界でした。

話したい人なら、
『犬も驚いたみたいだけど、自分たちもね~…』
などと話を広げてくれるかもだし、
話したくない人なら
『どうだろうね~』
と、濁してくれるはず。


怖かった。

普段は口数多くて、不用意に人を傷つけて、簡単に開き直って、居直って…みたいな事ばかりしてる自分だけど、意識した途端、怖くなった。
思い出しても怖い。
とにかく怖かった。


おじいちゃんは幸い黙り込んでしまうこととかはなく、自分や家族がビックリしたこと、犬が三頭とも脱走したこと、うち二頭は自力で帰ってきたこと、残る一頭はお母さん犬で、里子に出した子犬のところに行っていたことなどを聞かせてくれました。


犬の話メインになったのは、もしかしたら私たち側へのサービスもあったのかも…って気もしたりしましたが、それ以上こちらからネタをふる勇気は、私は絞り出せなかったし、それ以上はしなくてもよかったはずと思いたい。

一緒に行ったチームメイト2人がが、気さくな人柄だったり、犬を飼ってる人もいて、話ははずんでたし。
ホントに助かった。


物理的にだけでなく、気持ち的にも少しは役に立てたのだろうか…

特別な資格も技術も話術もない自分なんかで、本当に良かったんだろうか?

心配や心残りはつきないけど、今の私の限界はここまで。
じき、お迎えも来たので帰りました。


次の活動が最後になるかもしれないけど、その時まで、力とお金を蓄えて、虎視眈々と備えるぞ。


てか、ボラだけじゃなく、芝居も仕事も頑張らなくちゃにゃあ(*´д`*)

6月5日活動報告

2011年06月07日 01時05分16秒 | みう・震災とボランティア
こんばんにゃ。
6月5日の活動内容です。

前日は活動開始まで、かなり待機したので、今日は一本早い電車で宮城野VCにむかいました。

受付を済ませた後、
『宮城野、若林の個人宅など』
『岡田地区での泥出しメイン』
の2つに分かれた列を選んで並びます。

岡田地区(津波被害の大きかった地区)のボランティアが『今日は40名募集の予定です』とのアナウンスを受け、また、ボラ初参加の子もいたので、やはり一度は津波の被災地に足を運んで自分の目で見るのも経験・勉強ということで、女子3人で31~33番に並びました。

が、かかったコールは『岡田地区、泥出し、30名』
当然岡田エリアに並んでいる全員が手を上げ、あえなく待機(^_^;)

昨日は先に25名、あとから15名みたいな感じだったし(マイクロバスの関係もあるので一度に全員運べない)
センターのスタッフさんから『またオーダーが入ると思いますので』と言われ、待ってみることに…

その内に後ろの列のオジサンがグダグダ言い始めたぞ(´・ω・`)
『ホントに仕事あるのかよぅ』
『まだかよぅ』
などなど。

大きな声ではなかったけれど、一緒に並んでいる人は気持ちよくはないと思うし、スタッフさんにも聞こえてるのもあったかもしれない。
スタッフさんやボランティアの中にも被災者さんがいるのに、なんだかなぁ。

重装備を整えて、早起きしてやってきた気持ちは分かるけど、遊園地に来てお目当ての乗り物に乗れないのとは分けが違うのに、なんだかなぁ。

結局、岡田の仕事は、その日は30名でストップ。
我々を含む岡田の列の10人も、宮城野や若林の割り振りに加わって仕事を待つことに。

でも『男性○名、家具移動』みたいな作業には、屋外のハードなガテン作業をやりたくてきた男性からは、なかなか手は上がらず…

我々は結局『できれば男性3名、個人宅のお片付け』に挙手。無事配属となりました。

が、実はこの作業が本日のラストオーダーでした。

仕事を選ぶなとは言わないけど、こだわりたいなら早く来るべし。

必要としてくれる方がいるなら、自分の出来ることなら積極的に取り組もうぜ。

って、改めてシミジミ。


なんか長くなってきたので、作業については次の日記で書くにゃあ

6月4日活動報告

2011年06月04日 23時59分04秒 | みう・震災とボランティア
こんばんにゃ。

6月4日(土)は宮城県仙台市の岡田地区にある民家の、床下の泥出しをしました。

床下の泥出しはキツい!
という話を聞いていましたが、小柄な女子達は、隙間に簡単に体が入るので、個人的には他のところでやった畑の泥出しと、疲労度はあまり変わらないと思いました。

床下に溜まったヘドロを掻きだし、普通の土が見えてくるのは中々感動的です。

一部屋分の床下が全部キレイな土になった時は、人生で初めて、ただの土を見て『爽やか~( ´∀`)』と感じました。


印象的だった話。

活動先のお宅のお父さんと娘さん(?)の会話。

床下の泥出しが終わったら、お父さん的にはまた新しい床板を張り直し、今のお家に住み続けられるぞ!
という計画・テンションでした。

でも、娘さん曰わく、
手間暇&お金をかけて、家を整え終わる頃には、この家を出て行かなきゃいけなくなる。

お父さん
そんな訳あるかい。キチンと住める状態になった家から、そう簡単に住人は追い出されないはずさ。

娘さん
でも、10月くらいには立ち退き迫られるっぽいし…



海抜の低い土地は、同じことを繰り返さないためにどうすればいいかという協議の真っ最中らしく、今後も住み続けていいのか、未だ決まっておらず…


自分は、お二人のやり取りを聞いても、別に床下の泥出し作業に虚しさは感じませんでした。

でも、それは単発のボラで来てるからだと思います。
『今しかないから、とにかく今できることをやろう!』みたいな。

でも、あの状況が日常で、しかも先が見えないとなれば、片付けをする気力、未来を考えるテンション、そういったものが根こそぎ奪い取られていくような人が出てきてもおかしくないなと思ったし、ボラセンにボラ要請を出さない人の中には、家族で片付けきれる人もいれば、片付ける気も奪われてしまった人もいるんだろうなとか、、、とにかく色々なものが頭をグルグルして、なんだかグルグルしています。

明日は今回の活動最終日です。
『頑張れ!』や『頑張って!』や、場合によっては『頑張ろう!』さえ、NGワードになりかねないらしいけど、でも、言っちゃうよ。

自分、頑張る!

1、2、3、ニャーーー!

救援物資募集中 Ver.6月

2011年05月20日 23時39分49秒 | みう・震災とボランティア

こんばんにゃ。

6月4~5日に、2度目の宮城入りをします。

6月の3日(金)に会社の後に深夜バスで仙台入りし、4日・5日に活動し、
5日の夜行バスで東京に戻り、6日はそのまま出社!というスーパー弾丸計画ですw


で、5月に引き続き、現地からの「これから欲しい救援物資」の情報が届きました(^-^)

無理のない程度で構いません。ご協力頂けたら助かります。


・夏物の新品衣類 (これは7月とかにも持っていけるので、焦ってません)

  かならず新品で!
  手作りも可!(着れるレベルでw)
  買ったのに新品のまま着ていなかったやつとかもOK!


  幼稚園生用から年輩の方まで、乳幼児以外のあらゆる世代にニーズ有り!


・水さえあれば作れるドリンクの素

  スタバのアイスVIA・麦茶のパック・ スボーツドリンクの粉 などなど


・タオル(首とかに巻ける、いわゆるフェイスタオル)

・汗拭きコットンシート(女性用・メンズ用)

・水のいらないシャンプー

・サッカーボール(サインや寄せ書きがないもの。だって、蹴れないじゃんw)

・サッカースパイク(20.5cm~22cm)

・夏用のユニやプラシャツ



以下、100均で売っている。

・ノート、レポート用紙、ルーズリーフ、単語カード、作文用紙、絵日記帳や各教科用のノート

・計算ドリル、漢字検定の本、英単語の本、日本史他にまつわる本

・レターセット、シャープペン、ボールペン(黒・赤・青など)、蛍光ペン



数は前回同様、少しでOK!

ひとり一つが、「案外たくさん集まったね(^-^)」になったら嬉しいにゃあ


「送ったるで!」って方はメールやメッセージなどでご連絡ください。
送付先をお伝えします。
 or 
回収に伺います。
(その分はまとめて送るので、物資と一緒に10円でも送料カンパしてくれたら嬉しいな)

ご協力、よろしくお願いしますm(_ _)m

missing

2011年05月18日 03時11分40秒 | みう・震災とボランティア
こんばんにゃ。

遠縁の親戚が行方不明だ。



いなくなった直後は口に出せなかった。

なんか、被害者ぶりたい、教科書に載るような出来事の当事者になりたい、そんな汚らしさや野次馬根性的なものが『口に出す』時の動機なんじゃないかって、自分で自分を疑って、口に出せなかった。

いや、それだけでもないんだけど、なんかとにかく口に出せなかった。



少ししたら、口から出るようになった。
『遠縁の親戚がまだ見つからないのだよ』と。

そして必ず付け加える一言。
『まあ、会ったこともない親戚だから、アタシにとっては他人だよ』
だから自分は特別に傷ついたりしてないし、可哀想でもないんです。
そのせいで悲しんでるかもしれない遠縁じゃない親戚を思って心を痛めるほど出来た人間でもないし…。冷たくてヤな奴だ。
そのくせ誰かに甘やかされたいんだ。



ねえ。

3ヶ月経つと、行方不明者じゃなくなるって本当?

命のボーダーラインは72時間だけじゃないの?



私の心の中の揺らめきは、ほんのさざ波程度。

今、このさざ波の何百倍、何万倍もの嵐と、人知れず戦ってる人がきっと、いや間違いなく、沢山いる。


だから自分、
忘れるな。
まだまだ。
これからだ。



にゃあ

『経済を回す』について

2011年05月17日 02時34分23秒 | みう・震災とボランティア
こんばんにゃ。

愚痴だぜ!だから言葉汚いぜ!文章もザツだぜ!


時としてイラッとくるフレーズ。
それが『ケーザイを回す』


最初に断っておくと、自分は経済には詳しくない。
でも、お金の流れが停滞するのはよくないってのは感覚的に分かる。

経済活動を活発にしたり、税収を増やしたりして、日本を元気にし、被災地を支えるべく、お金を使った方がよいって事だよね?
ある意味『使うほどに増える』的な?

だから、今、普通の生活できる人は、必要以上に自粛することないし、お腹いっぱい食べていいし、おしゃれ、飲み会、ライブ、旅行、なんでもすればいいと思うし、自分もする。


でもさ、何かってーと『ケーザイ回す』ってさぁ…

たまにムカつくのよね( -_-)


『ケーザイを回す』って言えば何でもアリみたいな、
その言葉が免罪符みたいになってる感が、ヤダ。


飲み会でバカ騒ぎしてもいいけど、バカ騒ぎしながら『ケーザイ回すぞ!どんどん飲もう』とか言ってると、少し引く。


わざわざ『ケーザイ~』って言うって事は、『被災地のため、お国のため、僕はお金を使いまーす!』って宣言してるんだよね?

だったらさぁ、その10杯目の生ビールをやめて500円募金すれば?
って思う。

飲むなとは言わない。
騒ぐなとも思わない。

ただ、ケーザイを引き合いに出して、まるで世のため人のためみたいに言うならさぁ…って話。



こんなこと思うのは、温度差なのかもしれない。

『ケーザイ』野郎の思う被災地と、自分が見たり、友人たちが行ってきた被災地はズレてると思う。

だから呑気に
『めぐりめぐって復興資金に…』とか
『税収が増えればいつか被災地の力に…』とか
そんなん言いつつ『ケーザイ』を回してるんだと感じる。


いや、それももちろん、とっても大事な事なんだけど…

それだけじゃなくて、それと平行して、
やれること、あるんじゃないの?


くどいようだけど、遊ぶな!贅沢は敵だ!って言ってるんじゃないの。
むしろ大歓迎ヾ(^▽^)ノ

ただ『ケーザイ回してまーす』って言葉使うなら、その免罪符の代金くらいは払えや、と…。



君の友達の友達が、仕事を失ってるかもしれないのだよ。

君の元カノの元カレの家が、まだヘドロに埋まってるかもしれないのだよ。

君の恩師の恩人が、まだ避難所暮らししてるかもしれないのだよ。

自分の半径10キロだけ見て、すっかりカコにするのは早過ぎないかにゃあ?



まあ、その免罪符ワードを口にしないとバカ騒ぎ出来ないという、ささやかな後ろめたさは、人間的で愛すべきもののような気もするし、被災地を忘れてないからでもあるんだろうけど…(^_^;)

相変わらずの ぐるぐるぐる

2011年05月13日 02時04分32秒 | みう・震災とボランティア
こんばんにゃ。

ちょうど1ヶ月前(震災からは1ヶ月後ですね)に、下記のような日記を書いてた。

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何かしたーい。
と思う。

けどこれは、何かして、自分自身が楽になりたいんだと思う。

阪神大震災の時、自分は(ぼぼ)何もしなかったと思う。
少しの募金だけだったと思う。
でも、学生だったし…って事で、自分で自分を許せた。

今の自分は前よりは少し多めの募金が出来る。
あと、直接被災地の役には立たないけど、節電とか買い占めしないとか、出来ることって言ったら大袈裟だけど、問題が出てきたら協力くらいはする。

でも、それは今の自分が被災地のために出来ることの全力じゃない。

ただ、実際に全力でやったら共倒れだし、国民全員が全力でやったら、それこそ国家の存続すら危ういと思う。
分かってるけど何かしたい。

だから、期間限定で全力で関わりたいんだ、多分。
それで自分を許したい。


本当は震災前から気になっていたんだけど、悲惨な地域は世界中にあって、
私は旅行やら買い物やらの贅沢をしてて、これからもしたくて、
そういうのも全部やめて寄付とか出来るスゴイ人間になりたいなとか、
たまに思い出したようにモヤモヤして、で、エイヤッ!と忘れて遊ぶ。

理屈では私が遊ぶのは悪い事じゃない、お金を使うのも悪い事じゃないって分かってる。
実際遊ぶと楽しいし、四六時中そんなことばっか考えてるわけじゃないし(^_^;)


だから、エゴなんだ。
分かってるんだ。
結局、根っこの根っこでは自分のためにボランティアとか寄付とかをしたいわけなのだ。
でも素人の自分は、そのボランティアをしないことがボランティアなのかもしれないのだよ。

でも、やらないと楽じゃん?
「行けたらいいなぁ…でもアタシなんかが行ってもなぁ…」
ってぼやいてるだけで、行かないって楽じゃん?

楽だと落ち着かないのよ。
気持ちが楽じゃないのよ。
気持ちが楽じゃないのはキツいのよ。
でも、やっぱり旅も贅沢もしたいのよ。

ぐるぐるぐる、だにゃあ


とりあえず、5月に三泊四日、自分のために行ってくる。

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この時の自分は、自分自身を許すために「一度だけ全力で関わろう」って思ってたんだと思います。

でも、行ってみて変わっちゃった。

まさか自分が「もっといたい」「帰りたくない」「絶対にまた行くから!」
なんて、思うと思わなかった。


行く前には「特別な事しようとしなくてもいいんじゃない?」って言ってもらって「ふむふむ」って思ったけど、今はもうボランティアは特別な事じゃなくなった。
行かない意味・続けない意味が分からなくなっちゃった。

(別に現地に足を運んでいない人を責めてるわけじゃありませんからね!
 行けない人、行かない人にも、それぞれ事情はあると思うし、
 私も芝居の本番近づいたら「行かない」し)


ただ、募金でもボランティアでも、形はなんでもいいけど、小さくていいけど、「続けていく」ってのは絶対に必要だと思うから、たまに忘れて、でもちゃんと思い出したい。そして続けたいと思う。

残念だけど「もう十分」って言える日は、まだ遠いと思うから。


とか言いつつボランティアの翌週は旅行です。
「そんなの全額寄付しろよ」とか思われるかもだけど旅行です。
その旅を楽しみにする自分と、これでいいのか…と悶々とする自分がいます。

相変わらず ぐるぐるぐる、だにゃあ。


とりあえず、6月第一週、宮城のために頑張ってくる!


活動報告 ~写真編~

2011年05月11日 00時16分37秒 | みう・震災とボランティア
こんばんにゃ。

当初、自分はボランティアに行く事をブログに書く気はまったくありませんでした。
むしろコッソリ行きたかった。

でも物資を集める必要が出てきた時に、隠しておきたい自分の気持ちと、公表することで被災地に届く物資が増える可能性が高まる事のどちらが大事かを考え、ブログに書く事に決めました。


当初、自分は物資収集&カンパに協力してくれた方にだけ、そっと活動報告をすればいいと思ってました。
「ちゃんと届けたよ」的なね。

でも、行って見て感じて「それじゃダメだ!」って思いました。
温度差みたいなものを見過ごせなくなってしまった。

被害の少なかった地域では、すでに過去になりつつある空気を感じる事もある。
四六時中考えてろなんて思わないし、自分だって忘れてる時間の方が多い。
でも、まだまだ心のどこかには置いておいてほしいし、ちょくちょく思い出してほしい。

そういう自分のエゴと自己満足のために、写真を載せちゃうぞ。

ちなみに写真を撮るという行動も、被災地では暴力になります。
自分なりに気をつけたつもりだけど、配慮が足りなかったなと思い返す部分もあります。
これから行くかもな人は、どうか気をつけてくださいm(_ _)m


今回お世話になったボラセン



集まった物資の一部



みんなで運びました



申込書



活動先までの移動に使った自転車は浜松からの寄付でした



通り道



通り道



通り道



荒れ放題の待ち中にも・・・



ピントが変だけど、奥の畑は全部ヘドロ被ってます



バリバリになったヘドロをどけてやると、下では新芽が生きてました!



強い言葉



美味しい夕食!



南三陸町に行ってきた友人が撮った写真

一緒に行かない?

2011年05月10日 20時57分49秒 | みう・震災とボランティア
こんばんにゃ。

次回のボランティアの日程が決まりました(^-^)

6月4日~5日 @ 宮城県 

自分は3日の夜行バスで出発して、4日(土)・5日(日)に活動→5日の夜行バスで帰宅。
そして6日の仕事中に居眠りしないように頑張る(^-^;)


で、下記のような方はいませんか?

「ボランティア、興味あるけど単独はなぁ」
「迷惑にならないところに行きたいけど情報がないよぅ」

ボスが現地のボランティアセンターの方と連絡を取っておりますので、
行ってみたら県外ボランティアは受け付けてなかった(T_T)なんて心配はいりません。

一緒に行ってみませんか?


 行動のイメージ

・高速バス・新幹線などで仙台入り
・仙台駅周辺のビジネスホテルに宿泊
・朝、ボランティアセンターへ(必ずランチを持参すること!)
・ボラセンで割り振られた活動先へ
 (自転車やマイクロバスなど交通手段は用意されてるので大丈夫)
・夕方にはボラセンに戻る

夜は自由なので、仙台の牛タンを味わったりお土産を買ったりして、現地にお金を落とすもよし。
次回の活動に備えて(?)節約すべく部屋でまったりもよし。
とりあえず翌日の活動に支障が出ないように、休養・睡眠はしっかり取るべし。

詳細は過去のブログでよろしく~
5月1日  5月2日  5月3日   5月4日

写真はつぎの日記で!


 もちもの 

・長袖長ズボンの動きやすくて汚れてもいい服(自分はセパレートの合羽を着用してました)
・歩きやすくて汚れてもいい靴(安全靴とか登山靴とか長靴とか)
・タオル
・軍手
・帽子(自分は頭にタオル巻いてました)
・マスク(ボラセンで配布してる時もある)
・ゴム手袋(ボラセンで借りられるかも…)
・やる気


 注 意

・ボラセンで待ち時間が長くてもブーブー言わない
・「死ぬ」「怖い」「もう無理」とか気軽に言わない
・活動中は観光旅行ではないという事を肝に銘じるべし
・注意されてもふてくされない
・無茶しない                      
   
  などなど。        

 費 用

・現地までの交通費(前回は新宿発の高速バスで往復8000円)
・現地での宿泊費(前回は1泊4500円)
・現地での食費(前回は仙台駅周辺では普通に買い物できました)


あと「車出せるよ!」って人いたら嬉しいかも。
宮城野区・若林区での活動を予定してますが、足があれば女川町まで行けるかもなので。
その場合、現地でのガス代はみんなで割カンになるはずよん。
ちなみに汚れるのは覚悟してね(^o^;)


心身ともに健康な20歳以上ならウェルカムです。
4日だけ、5日だけの活動でもウェルカムです。

「興味ある」「質問ある」って方はメールかメッセージを下さい。
「行きたーい!」って方もメールかメッセージを下さい。

よろしくですm(_ _)m


ちなみに自分は現地にボランティアに行くだけが支援だとは思っていません。
だから行けない人を責める気は毛頭ありません!

ただ、それぞれが被災されている方々の事を、自分の頭の中から締め出してしまうことなく、
出来る事を続けていけたらいいなと思います。(東日本大震災に限らずね)

そして、こういう募集日記を書くことに抵抗あったけど、前の日記では沢山の人から勇気をもらったから書けたんだ。
ありがとう(^-^)

真面目なこと書くのって、やっぱ照れるにゃあ。

罪悪感

2011年05月08日 04時08分12秒 | みう・震災とボランティア
こんばんにゃ。
とかいうテンションでもないっす。

ぐるぐるする。頭の中が。
泣いたり涙出たりする感じじゃない。
むしろポロッと泣けたら楽になるんだと思う。
でも、そんなもんでもないみたい。


口の悪い自分が言うのもなんだけど、心ない一言にグサリとくる。

ボランティアに行って、駅前のビジネスホテルを拠点にしてたら
「随分いいところに宿泊してるんだね」
みたいに言われる。関東の人にね。

反対思考については勉強させてもらったから、例えば自分自身が
「避難所の方は体育館で寝泊まりなのに…」とか罪悪感に駆られた時は
「翌日の活動のため、しっかり体力回復&リフレッシュするためには必要なことだ」
「観光客が減って困ってるところもあるって聞いたし、現地でお金を使うのはアリだ」
などなど、自分に『いいわけ』できる。

被災地の方に言われるなら、言われて当然と受け止められると思う。

でも、他人の口から、しかも被災者じゃない人から言われるのはキツイ。
(そんな事よりホテル経営できるくらいに駅前が復興してる事を喜んでほしいよ…)


ボランティアに参加するとか、物資収集のお願いを日記やTwitterに書いたりすると、一部の人から
「そんなに暇じゃないんで」
「お前で役に立てるの?」
「被災地の邪魔するのやめなよ」
みたいに言われてしまう。
いや、そう聞こえるだけで誤解かもしれないけど。
自分自身が自信ないからそう聞こえちゃうだけなのかな…

行けない人、今回協力できなかった人を責める気持ちなんて無いのに、敵視みたいなのをされると、自分が誤解させる伝え方をしてるのかもしれないけど、苦しくなる。

悪いことしてる訳じゃないのに、どうして罪悪感を感じなくちゃいけないんだろ。


で、こんなことで悩んでる自分が贅沢に感じる。

別に日常のささやかな出来事に対する心の機微を下らないなんて思わないはずなんだけど。

でも

飛行機で十数時間のところに飢えで苦しむ人々がいる。
バスで数時間のところに家をなくした人々がいる。

それなのに自分は旅行の予定とかあって、趣味も充実させたいとか思って、
美味しいものを食べたいとか、
旨い酒が呑みたいとか、
かわいい服が欲しいとか、


救いようのない人間に思えてくる。


あーまとまらねぇ… だにゃあ。


って、悲しいこと言われる時もあるし、どんよりする事もあるけど、エネルギーをくれる友達もいるから自分は大丈夫(^-^ )

みんな、ありがとう!

5月4日 活動は特にしてないけれど・・・

2011年05月05日 00時36分44秒 | みう・震災とボランティア
こんばんにゃ。

今日はもう帰るだけです。活動はありません。なんだかなぁ…

朝8:50にホテルを出てバス停に向かいます。
ホテルを出たところで、一昨日の晩にホテルの大浴場(定員3名)でちょっとおしゃべりして、ちょっと仲良くなったオバチャンに遭遇。

オバチャンは北海道から来ていて9泊10日の予定。(今日で5日目)
1番の目的は野球観戦、試合のない日はボランティアという充実の仙台ライフを送っている。

一緒に駅に向かいながら、おすすめの牛タンや蒲鉾の話を聞いたり、ずんだ餅買って帰りたいけどバスの時間ギリギリだしって話をしながら駅へ。

東口でお別れのご挨拶をして、バスに乗り込みました。

バスの中で出発を待っていると
「運転手さん!知り合いを探してるんだけど」
と聞き覚えのある声が…

オバチャンだ!

「はいこれ。頑張ってね」と、何かの包みを渡してくれて、オバチャンは颯爽と去って行きました。
包みを開くと、そこにはずんだ餅が(T_T)

名前も知らないオバチャンだったけど、お風呂場でいきなり裸の付き合いから始まり、ボランティア情報とか仙台情報を教えてくださり、初心者の自分を励ましてくれた彼女の事は多分一生忘れません。


予定より1時間弱遅れて新宿に到着。
同じチームのるみちゃんと横浜まで同じ電車で、またしばし語り合う。
「また行きたいね」「こっちにいても、やれることやろうね」

横浜はもうホーム。
いつも通り、一人で歩く。なんか変な感じ。

帰宅して、ご飯食べたり、荷物ほどいたり、シャワー浴びたり、テレビみたり、変な感じ。
仮の住まいにいるみたい。
ホームよりアウェーな気分。

ココにいていいのかな?

って不安になる。
やり残してきた事は山みたいにある。
寄付も募金も必要だけど、マンパワーだって絶対必要だって実感した。

この熱が、いつか(それもかなり早い時期に)自分の中で冷めてしまうのではないか…

って不安になる。
そうならないように、忘れちゃわないようにしたい。

言葉にならない気持ち、自分で整頓出来ないモヤモヤの中にいるけど、
モヤモヤしてるうちは忘れちゃわないから大丈夫って気もする。

でも、リーダーの姉さんも言ってたけど、リフレッシュも大事。

だから今は、たまにリフレッシュして、たまにモヤモヤしながら、虎視眈眈と次の機会を狙う。

そんな感じだにゃあ



あーまとまらねぇ(^o^;)