みう と 青

みうと青の共同ブログ。
知ってる人には言えないけど、知らない誰かの通り過ぎる場所で呟きたい独り言があるのです。

社会的老眼あるいは無視

2021年02月11日 22時06分00秒 | みう・つれづれ





老眼かもしれない。


旅したら視野が広くなると思ってた。

旅するほど広くなると思ってた。

実際、行ったことある場所のニュースは、行く前よりも関心を持てたりする。

行ったことないところでも、本気出せば行けるって思えるからか、他人事とは思えないことが増えた。


見知らぬ土地や見知った土地の、難民、災害、差別、テロ、色んなことに憤りや同情を覚える。

そして、何もできない自分を歯がゆく思ったりもする。

ああ、視野が広くなったなぁ。


そのくせ、手の届く範囲、身近な出来事、目の前のひとに対してはどうだろう?


遥か遠くの、自分が直接力になれない(から何もしなくても本質的には心が痛まない)事柄に対しては義憤をあらわにするのに、実際に力になれる距離の人たちにのための行動や、やろうと思えばできることは疎かにしてる。

これじゃ何もしないで気持ちよくなりたいだけの人だ。


視野が広くなったわけじゃなく、手元が見えなくなっただけ。

いや、見ようとしないだけなのかも?

ほな老眼と違うなぁ。