世の中で大切にされていたり、多くの人がありがたがっている事柄を、どっか冷めた目で対峙してきたと思う。
現金に勝る贈り物はないとか、
消え物に勝るお土産はないとか、
心配なんて、それで良くなるわけじゃないから無意味だとか、
記念日なんてただの1日で、記号でしかないとか、
まぁ、そんな感じ。
自分はロマンチストではあるけど、それが発揮されるのは自己完結できる場面ばかりで、他人との関係の中ではリアリストな方だったと思う。
(もちろん例外も少しはあるけど)
そんな自分が最近は、ただの記号や、いわゆる実益には及ばないもの対しても、いたく感動したり、深く感謝の念を覚えたりするようになった。
これまでの自分が即物的過ぎたのかもしれないけど、兎に角これは良き変化だと思う。